「体技心のゴルフ:ダワ筋スイング」
この記事のなかで、左肩甲骨の伸縮について、インパクト前に左肩甲骨が縮むとありますが、この方法では、肉体的パフォーマンスの影響が大きく出ることが判明しました。
それは、筋トレを強化しはじめてから3ヶ月ほど経過し、激しい筋肉痛がなくなった、まさにこの記事をあげたあとあたりから、パワーアップしたことでクラブが軽く感じるようになってしまったからだと思いますが、グリップが先行してしまってフェースが開いたままインパクトしてしまうタイプのシャンクが多発するようになってしまったのです。しばらく出口が見えず、縮こまったスイングでアプローチとパットだけで誤魔化すラウンドを続けていたました。
そこで登場したのが、見かねた友人が薦めてくれた和田正義プロ考案の練習器具、ダワ筋スティックです。そう、このダワ筋スティックを上手に振るには、左肩甲骨をインパクトに向けて縮めるかわりに、(カバー写真のマキロイのように)左肩甲骨は伸びたまま左サイドの脇腹を上に引き上げないとうまく振れません。しかも、脇腹を上に引き上げながら、左サイドの腰から足も伸ばすようにして、クラブが抜けていく空間を作るので、下半身と上半身が連動させやすく、地面反力も上手に使えるというメカニズムを内包していることがわかりました。
左サイドで押し込みながらの低く長いバックスイング、コンパクトなトップ、シャローな入射角からリーディングエッジの上に載せて運ぶソリッドなインパクトが実現できました。
飛距離も全盛期に近くなりました。腕を使わないので、パワーアップのデメリットがなくなり、グリップが先行してしまうこともなくなりました。
これで、まだまだゴルフが楽しめそうです。
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