「ご機嫌洋品:レッドウィングの靴②」
高校時代から欲しかったけど高くて買えなかったレッドウィングの靴をデニム屋のカタログをきっかけにポチってしまったお話しは、以下の記事で紹介しました。
しかし、それ以来、レッドウィングの他のアイテム(型違い/色違い)がとっても欲しくなってしまいました。
ところが現在販売中のアイテムはかなり絞られており、私が欲しいものはすでに廃盤で新品を買う事はできません。
そこで、メルカリやヤフオク、中古専門店のオンラインショップで入手し、アッパーのクリーニング(サドルソープで洗う等)やオイル(ミンクオイル)を補い、ソールの張り替え、シューレースの交換などをしてラインナップに加えています。
特にソールの張り替えは重要で、アッパーの状態さえ良ければ美しく蘇ります。
やはり、しっかりした皮革をつかい、相当丈夫に作っていること、そして、Vibram社がレッドウィング向け(たぶん)の交換用のソールを用意してくれているからこそでもあります。
ベックマン短靴
ベックマンの短靴(ショートブーツ)はなかなか市場に出てきませんが、アッパーの具合の良さそうな品が出て来たので、すぐ入手して、ソールとヒールのゴムを張り替えました。
ドレッシーなタイプのスーツとはミスマッチですが、オンオフともに活躍してくれています。
オックスフォード・ラウンドトゥ
いずれも廃盤になっています。8001の赤茶(オロラセット)は中古市場でもまあまあみますが、8002の黒はほぼ出てきません。出てきてもタイプの異なるソールに張り替えているものが多い気がします。
しかし、靴はソールも含めて全体の強度バランスを考えて作られているので、柔らかいソールを硬いソールに張り替えると、中の強度とのバランスが崩れてしまい、とても履き心地の悪い靴になってしまう可能性があります。
今回入手した黒はまさにかけ離れた強度のソールに張り替えてしまったがゆえに履き心地の悪いものになってしまったからだと思いますが、アッパーの具合がいい割に安く市場に出ていました。もちろんそんな説明はありまぜん。入手してみて初めて気がつきました。「何これ?」って感じで荷重のかかる母指球周辺が歪んでいたのです。
いつもお願いする靴職人と相談の上、オリジナルに近いVibramのソールに張り替えたところ、中の具合の悪い歪みもほぼ解消しました。
赤茶はオリジナルのまま、黒はVibram製のソールの張り替えて履き心地も戻りました。めでたしめでたしです。
デニムやコーデュロイにぴったりです。
それにしても、靴やファッションアイテムについては収集傾向が強く、ある程度揃うまでは止まらないようです。
まあ、でも、お気に入りの靴を履いて出かけるのは私にとってのご機嫌暮らしの基本なので譲れませんかねぇ〜。