見出し画像

「ほんとうに頭の良い人ってどんな人?」

この人は頭が良いと感じるのはどんな時か?
漠然と考えると、理路整然としてる人、ずぱり本質を論点にする人、圧倒的に記憶力の良い人、難しい問題をすぐに解いちゃう人などに対して頭が良いと感じます。
比較的高学歴の人が多い気がしますが、必ずしも高学歴とは限りません。
でも、少し突き詰めて考えてみるとどれも違う気がします。本当に頭が良い人ってどんな人なんでしょう?

人は本能だけの空っぽの脳から見聞きした情報を糧に行動し学び思考しながら、知識と思考力を高めて成長する。つまり間違った知識だと間違った行動になりますが、つつがなく過ごせてしまえば、その間違いが正される事はありません。世の中はそんなインチキがそこらじゅうにあって、それでも生きていけちゃうわけです。でも、やっぱりインチキはインチキであり、とるに足らないインチキばかりではあっても、より良い社会に向けて正されて然るべきインチキもたくさんあるのに、なかなか正されず変わっていけない。そしてインチキはどんどん増えてしまってる。共倒れ日本人社会そのものです。

天賦の才を持って生まれながら、ただ知識だけ詰め込んで権威として胡座かいている人やその権威にぶら下がっている、才能の使い方を間違った、世間一般には頭の良いと言われる人こそが、社会をより良くする事に役に立つどころか、足を引っ張る事しかできないフリーライダーでしかなく、共倒れ日本人社会の元凶とも言えるわけです。

やはり、ほんとうに頭の良い人は、いつのまにかインプットされているインチキ常識を正し、インチキを見極めてインプットから取り除いて思考し行動し、より良いアウトプットを社会に提供する自分にアップデートし続けている人の中で、その効率が極めて高い人、というのが、今のところの私の結論です。

ひと言で言えば、「より良い社会のために行動する人」という事になります。

もちろん、人の足を引っ張るような卑しい事はするわけもありません。それ自体が社会のためにならないとわかっているからです。

自分は馬鹿じゃない、頭はいい方だと自認する人は、その才能をより良いアウトプットを社会に提供する事や無意味な同調圧力を無力化する事に使い、少なくとも同調圧力に加担したり、人の足を引っ張るような、共倒れ日本人にならないようようお願いします。
#共倒れ日本人は嫌



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?