「ご機嫌暮らしは体技心」
ご機嫌に暮らしていくための条件って何でしょう。少し整理してみようと思います。
そもそもご機嫌であるというのはどんな状態なのか?やはり、将来への不安が少なく、未来への希望がもてている状態だと言えると思います。
ご機嫌に暮らしていくための条件
ご機嫌状態、つまり将来への不安が少なく、未来への希望がもてている状態を要素に分解してみると、「リソースの確保」と「継続的な成長」と「良好な人間関係」であり、それぞれの要素が互いに不可分な関係にあると言えると思います。
そしてとりわけ身体に不具合が出始めるおじさんになると良好な健康の大切さをあらためて確信するわけです。
リソースの確保
リソースは、生きていくために必要なもの、身体と時間とお金ということになりますが、収入(お金)を得るための仕事で時間を費やしすぎると価値発揮能力を高める時間どころか健康を維持するための時間もなくなってしまうことになるので、適切なバランスを確保したいものです。
良好な健康状態
全ての基本リソースである肉体が健康であり、将来不安がない、もしくは小さいこと。我慢の少ない仕事と収入と時間
暮らしのリソースである収入と時間における我慢が少なく、将来不安がない、もしくは小さいこと、言い換えれば、ワークインライフを確立し、仕事の時間も人としての成長の時間になっており、仕事以外の時間も仕事に役立つ成長の時間になっており、これからもそれを続けられそうなこと。
継続的な成長
学習と思考と行動による継続的成長こそが価値発揮の源泉になる。
良好な人間関係
自分自身が価値を発揮しているとともに、価値を受け取ってくれる人、価値を提供しようとしている人との良好な関係が中心になっていること。
体技心
よく心技体といいますが、これは武道発祥だと思います。ご機嫌に暮らすために最優先したいことは、健康であること元気であること。そして、長くご機嫌に暮らすには、健康で元気な状態が長く続くようにしていくこと。学ぶにも思考するにも行動するにも健康で元気でなければできません。つまり体技心の体です。
その次が仕事においても人間関係においても誇りをもって生きていくうえで必須の価値発揮能力を高めること。つまり体技心の技です。
そして、社会の一員でありながらも誰にも支配されることも何かに依存することもなく、一人の個人として独立して存在していると思える、卑しさを克服した精神状態にあること。つまり体技心の心です。