「私にとってのランニング」
10年以上前、健康診断に引っかかったときの精密検査で「コレステロールが高すぎる。毎日30分走るか薬を飲むかどっちにするか決めろ!」と迫られ、走ることを選択したのが私が走り始めたキッカケです。以来、毎日は走っていませんが、週1回から2回、4kmから10km、20分から1時間ほど走っています。
始めた時は薬を飲みたくない一心ですが、最初は苦しくて苦しくて500mもまとも走れず、30分なんてとんでもないと思いながらも、次の日も次の日も意を決して家を出て走り出すとどんどん走れるようになるわけです。それに従って体重が落ちてきてスリムアップしてくるのに加え、疲れなくなってくるのです。スタミナがついてくるって感じしょうか。ゴルフのラウンドでも全く疲れなくなり、真夏のゴルフでも熱中症などどこ吹く風で、これには驚きました。要するに心肺能力が高まったのでしょう。そんな肉体の進化に気を良くして今も続けているわけです。
もちろん、3ヶ月後の再検査ではびっくりするくらいコレステロール値が下がって無罪放免めでたしめでたしです。
そしてかれこれ10年以上経った、現在のランニングの目的は、一言で言えば「身体を整えること」です。筋トレするにしても、ゴルフするにしても、全てのベースとして整った身体でないとお話しになりません。
身体を整えるといっても色んな意味を含んでいます。
心肺能力(スタミナ)を維持する。
正しい足腰の使い方によって姿勢を整える。
踵から衝撃を伝えることで骨を強化(骨粗鬆症の予防)する。
全身の細胞に血液(酸素と栄養)を届ける。
全身の細胞から老廃物や炎症物質を回収して排出する。
脳を冷やす。
そして、そのために以下のようなことに気をつけています。
衝撃吸収機能のないベアフットシューズ*で走る。
→踵から地面の衝撃を伝える。
→足裏・足首をしっかり使って土踏まずのアーチを機能させる。顎を引いた鉛直姿勢で骨盤と顔を正面を向けて走る。
→骨格筋に正しい負荷をかけて姿勢を整える。深く呼吸しても苦しくないペースで走る。
→酸素をしっかり取り込む。連続10分以上走る。
→全身の細胞に血液(酸素と栄養)を確実に届ける。水分とビタミン&ミネラル&アミノ酸を補給する。
→過度な不足栄養状態を作らない。
→熱中症や痙攣などの原因を作らない。夏は帽子をかぶり、日中はサングラスをかけて日焼け止めを塗る。
→シミは汚いし、紫外線から目を守る。
*ベアフットシューズを使うことについての私の見解詳細は以下の記事をご覧ください。