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「DXの本質と未来⑤」
圧倒的な情報処理能力の生成AI(含むAIエージェント)の登場によって「問い」のあるなしによるデジタルディバイドが益々拡大するのは、今の生成AIが人間の「問い」をトリガーとすること、また、詰め込み教育の弊害と言える、その「問い」が正解を求めるものの場合にはその威力が劇的に低下し、ただの検索と大差がなくなります。
つまり、「問い」の有無、そして「問い」の質が利用者の生産性に大きく影響するのです。
企業の場合、経営者が「問い」を持って自ら使うようになれば、その影響力は大きく、「問い」を持つメンバーとのコラボレーションによって、活動の質が大きく変化し、高い競争力を獲得していくでしょうけど、経営者がのっかっているだけでの存在であれば、「問い」を持つメンバーによる価値発揮は限定的になるでしょう。
やはり、「問い」をもち、かつデジタルリテラシーのある人間が経営者になるかどうかが競争力に多いに影響してくるのは間違いないでしょう。
続く