日記:2024.7.21~7.27
7月21日(日)
朝ラン。今日はありがたいことに、お仕事をもらっている書評を2冊分書き終えた。1冊は小説、1冊は絵本。同じようにあらすじや感じたことを書くのだけれど、使う脳みそが全く違うくて苦労したけれど楽しいなあ。どちらも掲載されるのは8月かな。
夜は最近ハマっているどすこいさんの動画を見る。旅好きなので、旅系YouTuberはめちゃくちゃ見るのだが、どすこいさんは面白すぎる。言葉のチョイスもキャラクターも抜群。観光情報などの語りもすごいんだけど、マニアックな行き先と、県境や国境などの境目に異常に興奮しているのに共感する。そこに何があるか見たい、という欲求のままに動いているのが素敵。
7月22日(月)
朝ランして、めっちゃ好きなカフェに行ったあと、ZARAのセールで買い物。シャツとデニムとアウターで8000円弱。ZARAセール安すぎ。
実は夏に冬用のアウターを買うのは人生で初めて。やっぱり今すぐ着れるものを書いたいし、いつも服や靴を買う時は、試着してそのまま着て帰りたいくらいなので、アウターを買うなんて自分でもびっくり。めっちゃ気に入ったから買ったのだけれど。着られるようになるのは11月くらいかな、楽しみ。
帰りにサーティーワンでダイキュリーアイスを買う。サーティーワンで一番好き。ラムとライムの味わい。美味しい。夏の一時期しか出ないので、毎年楽しみにしている。ちなみにスモールダブルで、ダイキュリーアイスとダイキュリーアイス。
昔サーティワンで働いていた人がXで「味にかなりクセがある(好き嫌い分かれる)ので必ず試食してもらうように!』とポストしていたのを過去に見かけたことがある。これをマズいと感じる人がいるのかあ。嗚呼、味覚。
7月23日(火)
信じられないことがおきた。信じられない。鳥肌が止まらない。
なんと彬子女王殿下がstandFMの先週放送分を聴いてくださり、毎日新聞出版の編集者さんを通してお礼の連絡が。「たまたま発見したのですが、とてもよく読み込んでくださっている」とのこと。そして「本をお届けしてはいかがでしょうか」とお言付けくださり、7/16発売の新刊『新装版 京都ものがたりの道』をいただけることに。本当に信じられない。人生。
7月24日(水)
朝ランしたあと、ピストジャムさんのエッセイ『シモキタブラボー』読む。めちゃくちゃ面白い。20年以上住んでいる下北沢での奇妙でほっこりするエピソードの連続。著書『こんなにバイトして芸人つづけなあかんか』に掲載されていた話の続きが書かれていたり、いかにして下北沢の虜になっていったのか、笑いながら読める。下北に行きたくなる。ぜひ皆さんにも読んでほしい。
夜はstandFMで満島ひかりさんと又吉さんの共著『軽いノリノリのイルカ』を紹介。面白すぎる。なんなんだろ、この圧倒的なクオリティ。すごいわ。
朝ピストジャムさんを読んで、夜はピストジャムさんに会って、ピストジャム漬けの1日だった。明日も会うのさ。
7月25日(木)
なんと昨日のstandFMも彬子女王殿下が聞いてくださっていたらしい。奇跡の連続。「早速話してくださってますね(笑)」と、本当に気さくな人柄に心温まる。新刊も読むのが楽しみ。
お昼に有名なポテト屋でテイクアウト。並んでなかったので、初ゲットできた!「Frites Bruges |フリッツ・ブルージュ」という店。ジャガイモは国産だが、作り方が本場ベルギーのフライドポテトと同じく二度揚げしているらしい。付け合わせの「アンダルースソース(ベルギーマヨ)」が、べらぼうに美味しかった。
夕方から下北沢B&Bで『俺の推し本。』収録。ピストジャムさん、しずる村上さん、キンボシ西田、レ・ヴァン九条ジョー、トニーフランクと。あーーー笑った。最高の1日だった。推し本の紹介の仕方もみんなそれぞれで面白い。熱弁。
そして村上さんには本当に助けられた。共感しながら、それってこういうことだよなって別の言葉で言ってくれるのがドンピシャすぎて、しかも面白くて、憧れる。
どっと疲れたから明日は昼まで寝ることを決意して、電車に揺られて帰ったのだった。
7月26日(金)
約束通り昼まで寝たあと、本の感想をまとめる。気になったことはGmailの下書きにメモしながら読むのだけれど、それを編集&構成する感じ。あらすじは公式などからも補足しながら。
まさか本を読んで感想を書く生活を1年も続けると思ってもみなかった。書評の仕事もいただけているし、ありがたい限り。文学にはそこまで詳しくないけれど、創作はそれなりにやってきたつもりだから、分量が足りないときや詰まったときには創作方面からアプローチするようにしている。といっても、読む本がほとんど面白いので、すらすら感想書けることがほとんどだけれど。
帰りに買ったアボカドがめちゃめちゃきれいに剥けた。昼間に母から届いたとうもろこしをゆがいて、交互に食べた。
7月27日(土)
渋谷でAmazon Audible「本ノじかん」の公開収録。ゲストは品川さんにBKBさん。品川さんが東野圭吾さん原作のドラマに出演したとき、なんとご本人が撮影を見にこられていたらしく、その話がめちゃめちゃ面白かった。謎多き東野圭吾さんのレア話。
帰りに東野圭吾さんの小説『誰かが私を殺した』のマスキングテープをいただいた。『誰かが私を殺した』と書いてある。これで封筒に封をして誰かに手紙を送ったらダイイングメッセージと思われないだろうか。
そのあとスタッフさん、制作会社さんに打ち上げに連れて行っていただき、多国籍料理を食べる。チリコンカン、フルーツのピクルス、プルゴギピザ、フムス、ハイネケン……。腹の中に世界を詰め込んだ。平和になれ。
今日は実は隅田川花火大会で、僕は見えなかったのだけれど、終電で駅に着いて道を歩いていて、散乱したゴミや空き缶に確かにここに大勢の人がいて盛り上がっていた形跡を感じた。俺にも夏させろ。