フライングゲット
ちょっと違うかもしれないけど。
違うかもしれないけれど、BGMにどうぞ。
中心部で用事を済ませて、帰るためにバスに乗っていたときのこと。
『○○4丁目』のバス停に停車して真ん中の扉から乗客が乗り、扉が「閉まります。ご注意ください」とアナウンスとともに閉まってバスが動き出した直後に「ピンポ~ン」と音と降車ボタンが『とまります』と赤く光ったのでした。
そのタイミングなら、停まっていた『4丁目』のバス停で降りるつもりだったのが忘れていたので慌てて降車ボタンを押した、というふうにも取れるのですが、運転手はブレーキを踏むことはしませんでした。
そればかりか、運転手は肉声で
「かしこまりました。バスが停止後に前へお進みください」と車内に案内して
そのまま発車し、何食わぬ感じで次の『○○8丁目』の車内放送のテープを回し、停留所付近で減速してバスは停車し、前の扉を開けて乗客を降ろしたのでした。お年寄りの女性が1人だけ降りたので、降車ボタンを押したのもその人でしょう。
どうやら『8丁目』で降りるつもりで『4丁目』発車直後に降車ボタンを押したようですが・・・
ずいぶんと気の早いタイミングで降車ボタンを押した感じがする
と思いました。まさに、フライング気味に降車ボタン押しをゲット。
と同時に、バスが動き出したときに降車ボタンが押されても、動じるどころか余裕で肉声の案内をした運転手にも驚きました。まさか、こういうせっかちな人が多いってことでしょうか、特にお年寄りは。
なお、ネットで検索してみると、運転手側からみたバスの降車ボタンを押すタイミングは「車内放送に続いて押す」がいちばん自然だそうです。
(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)
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