献血中に雨

毎月10日前後に献血していることにしているので、今月は今日行ってきました。一週間ほど遅れてしまったのは、Jリーグの試合日程との兼ね合いです。来月も10日ころに献血はできない予定で、一週間以上早めるか、逆に大きく遅らせるか、勤務シフト次第で決めるつもりです。

献血ルームに行く前に野暮用で狸小路を歩いたら、法被を着た男女が何十人といました。そして、アーケード内にはお神輿も鎮座していました。そう、今日は『北海道神宮例祭(通称:札幌まつり)』の神輿渡御の真っ最中で、カメラを向ける人が幾重にもいました。でも、外国人観光客にとっては“何かやっている”程度の認識らしく、写真は撮っても一瞥して通り過ぎる人が目立ちました。帰国してからでいいから、神事だということを知ってほしいですが・・・、はてさて。
かくいう自分も、献血の予定時間が近かったのでそのまま通り過ぎたので、外国人観光客と同じ行動と取ってしまいました(自爆)。

予約した時刻の少し前に献血ルームに着き、受付を済ませ、医師の問診でも問題がなかったため、血液検査になりました。検査担当の看護師さんでは採血する腕を決められなかったので、採血担当の看護師さんがやってきて「右にします」と言ったことで左腕で検査となり、検査結果も問題なかったので採血になりました。
採血用ベッドに移って、看護師さんが採血の準備をして「失礼します」と言って右腕に針が刺さり、遠心分離機が唸りを上げて採血が始まると、看護師さんは「どうかお願いします」と言って、一枚のチラシを渡してきました。

ご紹介をどうかお願いいたします!!

献血者が減っているという話は何度かニュースで見聞きしており、平日午後だと採血ベッドに空きがある様子も実際に見ています。そして紹介キャンペーンという手段に出たから、いよいよ深刻な状況なのでしょう。自分の周囲に献血できるような頑丈な身体を持った人はいないので、こうしてSNSに流すしかありません。それでもOKらしいので、少しでも心が動いたら献血ルームに行ってみてください。
ほか、Jリーグでは献血活動もしているので、時間があれば参加してみてください。北海道コンサドーレ札幌も近々あります。
https://www.consadole-sapporo.jp/news/2024/06/10399/

なお、採血自体はいつもと同じように約70分で終わりました。遠心分離機が“血が足りねえぞ、ゴルァ!”とわめく「キンコン・キンコン」というアラームは1回だけで、割と順調に進みました。
採血が終わり、看護師さんが針を抜いて止血をしていると、窓から見える外の様子を自分に伝えてきました。
「さっきまで、ものすごい雨でしたよ。今は晴れ間も出てます」
採血ベッドが窓に背を向けているので、自分から外の様子はうかがい知れません。だから教えてくれたわけです。看護師さんには謝辞とともにベッドを降り、待合室に戻るときに

“今年も札幌まつり期間中に雨だ”

と思ってしまいました。
札幌まつりは三日間行われるうち、毎年必ず、雨が降る日が出るんです。で、これは札幌の都市伝説というか、ジンクスみたいにいわれています。これって、いったい何が作用しているのでしょうかねぇ・・・。ほんと、不思議です。

ただ、献血ルームの待合室で20分程度休憩してから、地下街を歩いて地下鉄に乗って自宅最寄り駅で降りて地上に出たら、ほんの少しの弱い雨に代わっていました。折り畳み傘を広げたけれど、傘に雨が当たる音はほとんどないまま帰宅できました。
ということは、自分は晴れ男に近いかもしれませんな、ふふふ。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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