天気予報は、ずれた

朝、いつものように北海道ローカルのテレビ番組を見ていたら、気象予報士が「今は晴れていても日中から雪になります」と言っていました。また、ネットの天気でも同じような予報になっていました。

ですが、朝7時は日の出とともに窓から陽光が入ってきて、見上げれば青空も広がっていました。それでも雪が降るというのなら予報を信じて身支度を整えようと思ったのですが、窓の外の様子を見れば見るほど「これで雪が降るのか?」と頭の中で疑問符ばかり浮かびました。結局、今が晴れているのだから
「長い傘は持たないことにする」
と決めて、雪が降ったらカバンに常に入っている折り畳み傘を広げることにしました。

結果は、それで大正解。
家を出て自宅最寄り駅まで雪が降ることはなく、地下鉄車内にも傘を持っている人は少数、昼休みに休憩室の窓から外を見ても青空のまま、退勤時に地下通路が雪で濡れていることもなく、自宅最寄り駅で降りて地上に上がっても青空のままでした。なので、折り畳み傘も広げることがないまま帰宅できました。
ただ、昼休みに休憩室の窓から北西の方角を見ると、灰色の雲が札幌に入らずに北東の方向に流れている様子も見えたので、雪を降らす雲が風向きの関係で札幌に流入してこなかった、とみるのが本当のところかもしれません。だからまあ、天気予報は「はずれた」から「は」を取って「ずれた」としておきます。

それで、夜に改めてネットの天気を確認してみたら、朝の雪が多く降る予報から小雪程度にしれっと修正していました。

ついでにいうと、雪が降らないような予報に出していながら、窓の外を見たら街路灯で雪が降っている様子が見えました。こうなるともう、天気予報は「はずれた」ではなく
「ずれまくり」
と、独り言のようにつぶやいてしまいました。
ってことは、このまま雪が降り積もり、朝にカーテンを開けたら白い世界が出来上がっていそうだな、こりゃ。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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