成分献血も進化している
先月から毎月10日ころに献血することにしたので、今月は今日行ってきました。今回も血小板献血の要請を受けて承諾し、問診と血液検査の結果は問題がなかったので採血することになりました。
右腕に針が刺さり、遠心分離機のスイッチが入って採血が始まったまでは良かったけれど、
3分後に「血液を返し始めましたけど、痛みはないですか?」
と看護師さんが訊いてきたのです。
自分は「いえ、(痛みは)ないです」と返しつつも、
「も、もう、血を返しているんですか?!」
思わず聞き返してしまいました。というのも、自分は看護師さんへ
「10分くらい採血したら10分くらいかけて返すというサイクルのはずなのに」
と過去の経験を言って、返血にはまだ時間がかかると思っていたからです。それに対する看護師さんの回答は明快でした。
「今は短い時間で何度も採血と返血を繰り返すようになっています」
その理由は「同じ時間で血小板を多くとるため」とのこと。自分の場合、前々から血小板の量が多いといわれていたので、この方法がうってつけだったようです。
といったって、採血の所要時間が縮まるのではなく、いつものように70分程度かかりましたけどね。だから看護師さんからは「ちょっと時間がかかりましたね」とねぎらいの言葉をもらいましたけど、自分は「両腕で2時間かけてやっていたときと比べればちょろいもんです」と笑顔で返しています。
それにしても、いつの間に採血の方法が変わったのでしょうか。去年までは約10分サイクルで採血と返血を繰り返したと記憶しているので、たぶん去年末か今年ぐらいからでしょう。でも、いつからなのかは流石に気づきませんでした。
なので、今日、ふとした質問から新たなことに気づかされ、
成分献血も地味に進化している・・・
と自分は思いました。
そうなると、今後も成分献血は地味に進化するのかもしれません。最初は両腕で2時間だったのが片腕で70~90分になり、同じ時間で血小板の量が多く取れるようになったのだから、今後はどこまで時間短縮できるのか、期待してもいいのかな???
(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)