偽造防止のためにクレカのデザインを変える
というのは都市伝説になったようだと思いました。
左が新しいクレジットカード、右が期限が切れるクレジットカードで、区別および処分のためにハサミで切れ込みを入れてあります。
この2枚のカードを見比べてみても、違いはカードの有効期限と右下のマークのデザインの2箇所だけで、カードの基本的なデザインは何ら変わりありません。だから、パッと見てカードの新旧の区別がつきにくく、古いカードを処分するときに「こっちでいいんだよな・・・」と内心ビクビクしながらハサミで切り刻みました(苦笑)。
では、なぜカードのデザインを変えなくても良くなったのか。
自分はカード会社の関係者ではないので推測に過ぎないですが、やっぱりICチップが埋め込まれたことで偽造しにくくなったからだろう、と考えています。他方、ICチップが埋め込まれるまではタイトルのとおりに更新時にカードのデザインが毎回変わっていたと覚えています。デザインを変えれば偽造する側もデザインを変えなければならなくなるから、結果として偽造しにくくなるという理屈だと誰か(たぶん父親あたり)から聞かされました。
そう考えると、ICチップの威力ってかなりのものなんだろうと思いました。
だってほら、最近はクレジットカード詐欺事件のニュースを聞きませんよね。それだけカードの偽造がしにくくなったからだろうし、偽造がしにくくなったからデザインも変えなくていいとなって、今回みたいに新旧の区別がつきにくくもなるという、それはそれでそれということになっているようです。
なお、古いカードは撮影後にさらにハサミを入れました。そのときに敢えてICチップの真ん中を通したり、刻印された数字やアルファベットが別々になるようにし、さらに破片を2つの袋に分け入れて別々のゴミの日に出すつもりです。有効期限が切れるからどのみち無効になるのだけれど、それであっても良からぬ考えを持つ人が復元するようなことをされたらイヤなのでね。
(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?