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3度目のS/Jリーグ観戦 後編

バドミントンS/Jリーグ戦、トナミ運輸対コンサドーレの試合を観てきました。観るというか、ドラムを持ち込んで、そして叩いて応援してきました。その理由を前編で書きました。
https://note.com/f_yoshihiro/n/nf692f3401f3d
後編では試合当日の様子と、試合後感を書きます。

12月1日、自分は快速『エアポート26号』に乗って千歳へ向かいました。8時過ぎに千歳駅に着き、駅前のコンビニで昼食を買ったうえで、タクシーで試合会場のダイナックスアリーナへ行くことにしました。そのために、タクシーの配車アプリをタブレットにインストールしておくことも事前に準備しました。というのも、運転手不足のご時世ゆえ、日曜朝にタクシーが客待ちしているとは限らないし、帰路はなおさらかもしれないと考えたためです。実際には駅前にタクシーが何台か待っており、往路でアプリを使うことはありませんでした。
8時30分ころに会場に到着したときは自分より前に5人程度いるだけでしたが、そのあとは一気に待機列ができたので、偶然でもタイミングは良かったみたいです。

9時に開場したら2階客席の一番奥へ一目散に上がり、通路の邪魔にならないようにドラムをセットしました。あとから来た人に“ここで音を出すよ”を暗に知らせるためですが、ドラムを出したことで別な指摘がありました。

1階フロア席のチケットを持った女性が選手の横断幕を2階通路から出そうとしたとき、ドラムを見て
「1階にドラムの音が届かないかもしれないですよ・・・」
と言われたのです。
「10時40分に練習があるので、一度試してみます」
自分はこう言って、選手の練習に合わせて応援も練習することにしました。

ほか、場所が千歳だということ、J1の北海道コンサドーレ札幌の試合と時間が重なるので、
“サポーターがどれだけ来るのだろうか”
“ファンがついてくれるのだろうか”
という不安は最後まで消えませんでした。自分からしたら悪条件だと思ったし、それでもやるしかないとも思いました。

10時40分にコンサドーレの練習が開始。自分が「コーンサドーレ!」と叫んでドラムを叩くと、1階フロア席の観客にも届いて叫びと手拍子もしている様子が見えたので、音が届かない不安はなくなりました。
一方で、一見してコンサドーレの応援に来た人は時間が経過してもあまり増えず、パッと見て対戦相手のトナミ運輸の応援の人のほうが多いように見えました。サッカーのレプリカユニフォームを来ている人は自分以外に数えるほどしかいないので、前日まで考えていた“北海道コンサドーレ札幌の応援を、コンサドーレ・バドミントンチームの応援にも使う”をやってもうまくいかないと判断し、今回はコンサドーレコールを徹頭徹尾繰り返すことに方向転換しました。

30分間の練習が終わり、11時30分から開始式があり、12時30分から試合開始です。
・円陣を組んで解けたあとに「コーンサドーレ!」
・第1ダブルスの試合前の練習に「コーンサドーレ!」11点を取ってブレイクすると「コーンサドーレ!」
・シングルスでは試合前の練習で「コーンサドーレ!」をしても、11点を取ってブレイクするとき「シバタ!」コールへ変更
・第2ダブルスも試合前の練習で「コーンサドーレ!」11点を取ってブレイクすると「コーンサドーレ!」
・試合後の挨拶でも「コーンサドーレ!」
コンサドーレコールだけではバリエーションに乏しいと、自分は考えていました。でもそれよりも、応援に戸惑いをなくして誰でも参加できるようにするには、シンプルにやるほうがうまくいくと、当日の雰囲気を感じ取りました。隣りのトナミ運輸の応援は黄色いバルーンスティックを叩くだけだから、それよりは大きな音で応援できたと自負しています。

なお、試合についてはチームが試合中の様子や結果も含めてインスタグラムに投稿していたので、ご覧いただくほうが良いでしょう。
https://www.instagram.com/p/DDBum6-SNwN/
また、試合短評は専門サイトの記事をお読みいただくほうがわかりやすいと思います。
https://www.badspi.jp/202412011910/
結果は0-3のストレート負け。最初は先に得点を挙げていくのに、追いつかれて逆転されるという、見ていて歯がゆい展開が繰り返されたのでした。
試合後、挨拶に来たバドミントンの選手に
「ドラムの音、聞こえましたか?」
と尋ねたら、選手からは
「もうバッチリでした」
と、ちゃんと聞こえていたと分かってひと安心です。とはいえ、1+1=3にならず1+1=0になったのだから、応援は力にならなかったのが残念至極です。

ドラムを片付け、荷物をまとめて午後3時過ぎに会場の外に出ても、タクシーは待っていませんでした。ここで初めてインストールしていた配車アプリを使ってタクシーを呼び、5分ほどでタクシーがやってきました。ドラムを積んで千歳駅へ向かい、快速『エアポート』129号に乗って札幌へ戻り、途中に楽器店へドラムを返却してから帰宅すると、夕方5時を過ぎていました。
普段のサッカー観戦よりも時間も手間もかかった感じがしたし、その夜は疲れが一気に出たので、夜9時30分過ぎには睡魔に負けて寝てしまいました。

終わりに

わざわざドラムを持ち込んで応援するというのは、我が子が少年野球の試合に出場すると知った父親が応援に力を入れるようなものかもしれません(苦笑)。もちろん、自分はバドミントンチームの選手の親ではなく、偶然に偶然が重なってバドミントンの選手と一緒に仕事をしているだけですけどね。でも、一緒に仕事をしているから思い入れは強くなったし、年一回の地元開催試合は選手たちの晴れ舞台であるから、勝たせる応援をしようと行動したまでです。
ただ、自分は基本的にサッカーの応援が主で、バドミントンチームの応援は・・・本音を言えばあまり力が入りません。ドラムを持ち込む・持ち込まないは別としても、コンサドーレ・バドミントンチームの応援を遠征先まで行ってやろうとは、今のところ考えていません。それに加えて、ドラムを持ち込むのはやはり大変で、年一回の試合だからなんとかできたというところです。
では、来年はどうするかというと、自分がやりだした以上は地元開催に限って続けるつもりでいます。続けないと同志が現れないでしょうし、応援も定着しないでしょう。サッカーのチャントを織り交ぜるのもそのときかな、と考えなおしました。
今年は種を蒔いたので、来年は芽が出るのかどうか・・・。芽が出て、茎が伸びて、花が咲くようにしたいものです。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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