理花の科学教室 6回目 わたあめ(機)を作ってみよう!
超久しぶりに実験の記事を書きます。
というのも、理花シリーズは毎回科学要素があるんですが、
実験となると、面白いものじゃないと記事にしにくく……。
10巻ではわたあめを作りました。
しかしこのお菓子、わたあめ機がないと作れません。
なので……わたあめ機を作っちゃったんですね(笑)
作るのに、すごく調べました……
最初、でんじろう先生の動画を真似しようと思ったんです。
でも材料が特殊! 空き缶は手に入るものの、加熱すると臭い!
じゃあ、塗装されていない空き缶となるとどこで手に入るの〜〜って感じで。(どうやら硫酸で剥がしているっぽいですが、それが一般人には難しい)
なので、北海道新聞さんの昔の記事を参考に作ってみたんです。
それが以下!
なんだこれ! 作れるの?
って思うかもしれません!
でも、わたあめのできる原理を考えたら、これでできるんです。
材料は、茶漉し、ミルクフォーマー、針金、アルミホイル(マドレーヌカップ)、ニッパー、軍手。
わたあめというお菓子は、砂糖を熱で溶かし、細かい糸状にして巻き取るお菓子です。
どうやって糸にするのかが鍵なのですが、
液体となった砂糖を穴の空いた容器にいれて、回す、という工程でできるのですね。考えついた人すごい!
細かい穴があるものに液体となった砂糖を入れて回す、ができればわたあめができることになります。
なので茶漉しの細かい網目から砂糖を出してしまうことができれば――
ということでできたのが上の装置なのでした。
実際できたわたあめは、これ。(キッチンでしかできなかったので、ガス火で加熱→囲いは段ボールの代わりに深めの鍋を使いました)
茶漉しの目がもうちょっと細かかったら、ふわふわのわたあめになったのかなと……。(百均の茶漉しの限界)
そして、これは飴玉「小梅ちゃん」を使って作った試作品なのですが、ちょっと砂糖を焦がしてしまいまして……涙。味は小梅ちゃんでした。(でも、子供大喜びでした!)
まだまだ改善の余地がありますので、またチャレンジしたいです!
詳しい作り方は10巻に書いてあるので、ぜひ読んでみてください!
実際に作ってみるのも楽しいので、冬休みなど長期休暇にいかがでしょうか!
(夏にやるとなかなか暑いですよ…→やった人)
あと砂糖がすごく飛び散るので(服が汚れます)、作る場所と格好には注意してください!!!