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小説を書く際の三種の神器
今日、
#小説書きさん三種の神器教えて
というタグがあって、そこで下記のポストをしました。
#小説書きさん三種の神器教えて
— やまもとふみ (@YamamotoF2020) September 10, 2024
Goodnotes(ゲラチェック)
Post-it®️(プロット)
Scrivener(執筆ツール)
です。 pic.twitter.com/OMNGcI0ZyD
せっかくなので、この辺りを使った私の小説の書き方をまとめてみようかな〜と思います。(少々マニアックなので需要はないと思うのですが、待ち時間なので少し暇でして)
まずはプロット。
ここではPost-itを使います。これは名前の通り付箋紙アプリ(Post-itが作っているアプリ)なのですが、私はネタだしからプロットまでで使います。
まず紙の付箋紙にネタを書いて書いて書きまくり、それをPost-itアプリのCapture機能で画像データとして取り込みます。
![](https://assets.st-note.com/img/1725971758-hx7L5pBy4FHbsXC6PA2OEm9i.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725971758-xm63WJoCfIhjY0lcTeXwL817.png?width=1200)
それをブレイクスナイダービートシート(BS2)を使って、ペとぺとと並べ替え、プロットにしていきます。(このBS2について説明すると長くなるので「SAVE THE CATの法則」というう脚本術の本を参照してくださいませ…この本も三種の神器に加えたかった!)
![](https://assets.st-note.com/img/1725972507-jiVldPU0zuBJNrHcZmESTbYg.png?width=1200)
これを元にエクセルでプロットとして整えて、担当さんに提出。OKが出たら、執筆に入ります。
執筆
そこで使うのがScrivenerというアウトラインプロセッサ。海外の有料ツールですが、もう十年ほど使っています。
アウトラインプロセッサ?? ってなるかと思いますが、どういうものかというと……
![](https://assets.st-note.com/img/1725972075-BeRsUZwaI4l7tirdWx6HDpcG.png?width=1200)
画像はiOSのScrivenerの画面キャプチャなのですが、ここに書かれているのは章ごとのプロットです。
そして各ボックスを開くと、以下のような画面になります。
左上が章ごとのプロット。右側が原稿です。
![](https://assets.st-note.com/img/1725972215-Vi8fxYNH4uZQOeImoSAWM1Tb.png?width=1200)
こんなふうにプロットを見ながら、文章を書けるので、自分がここでなにを書かねばいけないのかが明確ですごく書きやすいです。しかも、章から章へのジャンプも一瞬なので、伏線などの追加も楽々です。さらに自動で文字数カウントしてくれて、ノルマまで設定できる!
そしてこれ、PCやスマホともデータを同期できるので、どこでも(寝転んでても)書けるんです……最強! 本気でおすすめのツールです。
ここで書き上がったものを最後にワードに流し込んで整形し、推敲して提出します。
最後に校正。
ここで使うのはGoodnotesなのですが、これはPDFファイルなどを読み込んで、手書き入力をするアプリです。(Apple PencilとiPad必須です。)
他にも色々試してみたのですが、これが一番書き味が良かった。
というわけで、いろんなツールを使いつつ、iPad一台とApplePencilがあったら大体なんとか書けるようになってます。
趣味で書いてる時からずっとこれなんですが、多分他の方法じゃもう書けないだろうなあと思ってます(苦笑)
合う合わないはあると思いますが(あとmacユーザーしか使えないかもしれない…汗)、私のやり方でした!