ゲームリメイクの率直な回答
『顔のない月』4,000万円近くを集めクラウドファンディング終了間近！『ToHeart』『同級生』『ONE』『君望』……相次ぐ90～00年代美少女ゲームリメイクのラッシュ（Game Spark）▶︎リメイクをなぜやるかって？それは新作が大変だからさ#Yahooニュース
— 馬場隆博 (@vavasyatyou) July 31, 2024
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新作、リメイク両方やったが新作は本当に大変で、なおかつ博打。 https://t.co/l34D03X3YN
— bamboo🎤8月24日仙台25日石巻 (@bamboo_milktub) July 31, 2024
実際に「ONE.」をリメイクした会社の社長（とやはりゲーム会社の社長）が言うのだから、きっとそういうことなのだろう
リメイクはそれこそリメイクなので工程もはっきりしているから作りやすいのは間違いないと思う。当然制作予算も低予算で済むのだろう。現状美少女ゲーム、ギャルゲ界隈は市場縮小で以前のような創作性が広がりにくいので、新作で攻めるのは難しいのは理解の範囲
しかし、売れるかどうかについてはどうなんだろう。発言の下になっている記事によると……
こうした美少女ゲームのリメイクは、何故行われるのでしょうか。あくまで私見となりますが、「当時の世代には懐かしいと思わせ、新しい世代には『名作』として、手に取る機会を与えたい」という、複数世代にわたってのアピールが目的だと個人的には考えています。近年「あの懐かしの漫画・アニメが再アニメ化！」されて話題になるのと根本は同じだと思っています。
自分でも思うことではある。しかし「ToHeart」であれば、前作は1999年発売。すなわち25年前のゲームなので、リメイクで盛り上がるのは「25年前にユーザだった人」なわけで、その「25年前のユーザ」が今も（エロゲに限らず）ゲームやってるかというと……かなり自信ない。自分もしてないし
やり方としてはそういう少ない対象に対して高額・多種の特典で釣るとか、令和のゲームユーザ層に対して新しい要素（絵とか声優とか）で釣るとか考えられるが、もう「釣り」の手法しか思いつかない時点ですでに令和の手法ではない。口コミにしてもSNSには「あのゲームはよかった」的な回顧コメばかりで、そのゲームそのものの魅力については……基本的にキャラでしょ？
キャラの魅力を引き出すやり方にしても、今は新規の競争相手が山ほどいるわけで、そんな中に25年前のキャラ出してきても、太刀打ちできるとは思えない
ネガティブな要素しか挙がってこないけど、それでもリメイクがいいという話なら、新作は相当の地獄なんだろうなぁと考えて文章書きながら思ったえふすくなのだった