第三共栄丸100人分の男
スーパーなどでよく見る商品「レモン〇〇個分のビタミン」ってそろそろよくわからない。レモンを軽視しすぎではないか。
レモンからしたら良い迷惑である。
「俺元々ビタミンで売ってねぇし」と言った震えた声が今にも聞こえ、いやもうスーパーに行った時は完全に聞こえてくる。
レモンは完全に数年前まで持っていたアイデンティティを失っていっている。ショックは計り知れない。ポッケのないカンガルー。シマのないスイカ、船に乗れない船乗り、そう。忍たま乱太郎の水軍第三共栄丸状態である。
第三共栄丸は船に乗ることはおろか魚を食べることもできない。
うん。かわいそうだと思ってたが僕自身もとくに人にアピールできるスキル、特徴は持ってないな。悪い、第三共栄丸さん、今日から僕が背中に「第三共栄丸の100倍船乗れる」ってかいてスーパーに陳列されよう。
もう4時半だ。終わりたかもわからないし寝よう。
レモン君、君が入ってる時のジュースの種すごい嫌いだからその辺から変えていったら?
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