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好きを晒す難しさ

自分の好きを晒すのって難しくないですか?

これは自分の過去や、これまでの生き様が関係しているのかどうか、考えてみても答えは出なかったわけですが、どうしても「これが好き!」とか「これすごくいいから見てみて!」とかを言い難いなぁと思うわけです。

ここからは自己分析ですが、自分の好きを否定されるのが怖いのかな?なんて思います。否定されないにしても、興味を持たれないと、「あぁ、自分のことなんてそりゃ興味ないよなぁ...。」となってしまう、なんとも難儀な性格をしているんですね。

基本的に人間なんて他人に興味がないので、至極当然の反応なわけですが、努めて他人に興味を持とうとしている自分としては、そういった乱雑な対応を受けると「こっちは興味を持ってるのに貴方はその程度の反応なんですね。」とネガティブに捉えてしまうのです。

こんな面倒な性格に拍車をかけている要因として、趣味や好みが特殊というのがあるかなぁと思います。大体友達とかにおすすめするものは、その人たちが知らない、さらにツボに刺さらないものばかりなわけです。友達にその気がなくても、自分の好きを話した時に「へぇー。てかさ、これ知ってる?笑めっちゃ面白くってさぁ笑」とか話を変えられると、なんとも言えない気分になるわけですね。そうなると自分も相手も不快な気持ちになってしまうので、極力自分の好きを晒さないように生きてきました。

いつしか自分を表現することに臆病になってしまった僕は、ネットの隅っこに息を潜め、居心地の良い秘密基地を形成するのでした。

なんて言ってますけど外面はしっかりしてるので、ありがたいことに友達もしっかりいるし、何かあったら相談できる人たちもたくさんいるので恵まれているなぁと思います。

ただ自尊心の砦である、ネット上の秘密基地だけは、誰にも踏み荒らされないように、しっかりと愛でていきたいなぁと思います。

ってハナシ。

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