人の「死」とは

どうも皆さんお久しぶりですFくんです
さて、今回はタイトル通り人の「死」について語ろうと思います
そもそもなぜこんなことを書こうかと思ったかと言うと僕の親しかったフォロワーさんが先日自殺で亡くなったためであり、その時「死」とはなんなのかと一つ思うことがあったのでこの記事を書くに至った所存です
なので、「死」についてというより
「死」という結果への懺悔に近いです
また、病み垢という特性上「自死」についての話がかなり多いので苦手な方もご遠慮下さい
それでもよければお進み下さい…

さて、皆さんは死ぬことについてどうお考えでしょうか
人生の終わり？ゴール？唯一の救い？それとも恐怖の対象でしょうか？
私はこの死という概念についてはもののけ姫で語られているように人はいずれ死ぬ、遅いか早いかだけだという言葉が好きで僕の死生観の一つとなっております
そう、人はいずれ死ぬのです
ですがその死は第三者によって早過ぎたり遅く感じられたりするのは不思議なものです

僕の自死を遂げたフォロワーさんはあまりに早い死だったと僕の中では思っています
しかしそのフォロワーさん自身にとってはどうでしょうか？
そのフォロワーさんは恐らく苦しんでいたでしょう、ツイートを見ても分かるくらいに
自分が惨めで悲しくて世界が憎くて苦しくてそれに耐えきれず死というゴールテープを自ら切ってしまったのでしょう
だから、その方にとっては早いどころか遅すぎる死だったかもしれません
その気持ちは自殺未遂をした自分だからこそすごく分かります、痛いくらいに分かります

ですがそれを共感しても咎める権利はありません
しかしその方は自身を大事に思ってくれる人がいて、死を悲しんでくれる人がたくさんいたのです
なんて幸せなことだろうと僕は思いました
死んで初めて分かる幸せとはなんなのでしょうか
失って初めて分かるモノがあるというのは人生の常ではありますが自分を失って初めて現れる幸せとはなんと皮肉なことでしょうか
せめて生きているうちにその幸せを享受させてやれなかったものかと今でも後悔の念が残ります

また「自死」についてですがこれは周りなど気にならなくなってくるモノ、気にならなくなってしまうからこそ自死を選ぶモノだと思っています
だから死んだ後どうして周りに言わなかったのかって言われてもどだい無理な話ですし、周りに言っても自分の「死にたい」という気持ちを理解してくれないから無意味だと思ってしまうでしょう
それにそもそもの話、周りのことを気にする余裕がある人が自死しか選ぶ道がないという状況には陥らないでしょうし、自死という道を選ばざるを得なくなった人にはそれ以外の選択肢などもう全く見えなくなってしまっているのです
事実、私が自殺未遂をした際には飼っているペットがいる限り死ねないとずっと思って踏みとどまっていたのにいざ死ぬ時になるとそんなこと、もうすっかり忘れてしまっていたのですから
なので自死を止めるというのは相当に難しいことだとも思います
だからと言ってフォロワーさんの自死を止められなかった自分の罪が軽くなるわけではないですが…

また「死」は自死だけではありませんね
事故や病気などでも人は死んでしまいます
僕は祖母を病気によって亡くしています
その時まだ自分は幼くはありましたが、それでもどれほど辛く悲しかったか今でも涙が出るほどです
自分はこれからそう言った人の「死」に関わることを生業にしようと考えております
人はいつか死ぬ、それが遅いか早いかだけ…
そんなどうしようもなくいつか訪れる別れ、運命を僕は、人はどう乗り越えれば良いのでしょうか

では本題に戻りまして「死」とはなんなのか
それはやはり「別れ」なんだと思います
月並みな意見で申し訳ないですが、まだ人生経験の浅い自分では「別れ」としか表現できません
人はいつでも誰かと出会い、そして別れます
その別れはさまざまで、「死」はその一つに過ぎず、しかし世の中で一番重い別れだと思います
だからその重たすぎる別れをどう受け止めるかが生きている人間に残された試練だと思っています
あなたはそれをどう乗り越えますか？
乗り越えられますか？
それを問い続けることこそ「克服」に近づくことだと僕は思ってなりません

以上が僕の「死」についての見解です
後ろに(小並感)ってつきそうな文ばっかですが…
それでも今言えることを吐き出せたかなと思います
今回は以上です

P.S.今回の写真はなくなったフォロワーさんの好きだったタバコ、ハイライトです
改めてフォロワーさんのご冥福をお祈りします