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iPad Mini 7.9" (308g)は、小型ノートと相性がいい

新しいiPad miniを使い始めて1ヶ月が経過しました。

記憶が正しければ、これまでに購入してきたiPadは全部で6枚。かなりディープに愛用しています。しかし「mini」サイズのiPadを購入するのは今回が初めて。このサイズ感と、サイズからくる使い勝手の良さ、悪さを探っているところです。

画面サイズが小さいiPad miniの特徴を活かす

良くも悪くも、画面サイズがiPad miniの最大の特徴です。片手で掴める横幅、カバンにすっぽり収まる薄さ。大型のスマートフォンに迫る小ささながら、iPad OSが使える使い勝手の良さ。しかしながらタブレットとしてはやはり画面が小さく、スプリットビューなどを使うためにはあまり向いていません。

だからiPad miniを使いこなすには、本体の小ささを活かして、画面の大きさを補う使い方がよさそうです。

本体の小ささを活かすには、一緒に使う周辺のアイテムをiPad miniのフットプリントよりも小さいものから選ぶと具合がいいです。キーボードであれば折りたたみ式、ノートであればB6やA5くらいの小さめサイズ。大きなキーボードを一緒に持ち歩くには、それを入れるための大きな鞄が必要です。
A4、A3の大きな版のノートは見開きに書ける量が多くて使い勝手は良好ですが、持ち運びには向かない。iPad miniの最大の美点である小ささは持ち運びに向いていて、自分の気分が高まる場所に持ち出して使うのに役立つので、周辺機器も積極的に小さめのものを選んでおくと相性が良くなります。

それぞれが小さいと半人前ですが、組み合わせて使うと、一人前の役割を果たしてくれます。

画面拡張としてのノート

iPad Pro 12.9" (2018)などでスプリットビューを利用するときには、右側に参照情報、左側にアウトプット画面を開くようなことをよくやっています。たとえば左側に「note」の編集画面をブラウザ表示させておいて、右側にそのための参考情報を別のブラウザで開いておく、みいたいな感じです。

これと同じ要領で、iPad miniには参照したい表示しておいて、紙のノートにメモを書いていったりアイディアを書き留めていったりするような使い方を時々します。iPad miniでは画面が小さくて一度の表示できる量が限られてしまいますが、紙のノートを画面の延長のように使うことで十分役割を果たしてくれることがよくあります。

おすすめのノート

たぶん、「note」で定期的に情報を発信・受信するような人は、自分のお気に入りのメモ帳やノートがあるのではないかと思います。自分の考えていることや、人から聞いたアイディアを紙の上で可視化してくれる紙のノートに対して、みなさんそれなりの思い入れをもって使っていることでしょう。

自分の個人的なお気に入りは、長い間コクヨの「測量野帳」でした。薄くて小さい判はポケットにも入りますし、表紙が硬い紙で製本されているので立ったままメモ書きするときなどに重宝していました。最近では色々なプロジェクトとコラボレーションして、定期的に綺麗な柄や、ついまとめ買いしたくなるような色のバージョンが発表されています。ただ、ときに小さすぎるのが難点で、アイディアを書き殴って独りブレストしたいときなんかはもうすこし大きなノートが欲しいなとなと思うことがあります。そう言う時には無印良品のものを使うことが多いです。それこそいろいろなサイズ、紙質のものがあるのでお気に入りのものが見つかると思います。B6、A5サイズくらいだと、畳んでいる時にはiPad miniと同じくらいの大きさ、見開きにすればそれの2倍の大きさになるので、携帯性と作業性において最大の面積効率が得られます。

まとめ

人間はわがままに、その人やその物にないものを求めようとするのかもしれません。でも、iPad miniは「画面が小さくて使いにくい」と考えるのではなく、その小ささを活かして、他のものと補い合いながらつかうのが創造的にiPad mini使いこなすコツのようです。

身の回りのものを見渡して、一緒に使ったら相性が良さそうだな、と楽しみながらiPad miniを使い込んでいくのもまた楽しみの一つだなと感じています。

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