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投資初心者がやるべき 株式投資シンプル6ヶ条 第3条 忘れるべし!

株を買うと、どうしても株価が気になります。

「今日は上がったかな?」

と毎日毎日、時には数時間単位でチャートを見てしまいます。

私も初めて購入した時は、1日に何度もチェックしていました。

しかし、上がっている時は当然嬉しいのですが、下がっていたら落ち込みます。

さらに、見る度に株価が下がっていたら、「あんなに一生懸命選んだのに、なんで下がるねん!」とイライラしたり、「売った方がいいかな?」と焦ってきます。

2020年に出版され、話題になったアンデス・ハンセン著『スマホ脳』には、たくさんのエビデンスをもとに脳の特性について書かれています。

その中に、「脳は『●●かもしれない』という状況が大好きなんです。そこに注意を向けたがる。だから、人はギャンブルのように結果が不確実なものが好きなんです。Facebookの『いいね』も、『いいねがついているかもしれない』と言う不確実な性質のものです。だから、みんな思わずチェックしてしまう。」と書かれています。

株価も同じですよね。

「上がっているかもしれない」

という不確実な性質のものです。だから、ついついチェックしてしまう。

株価に生活をハックされてしまうと、本業が手につかなかったり、ソワソワしたり、イライラしたりしてしまいます。

お金の心配を無くすために株式投資を通じて資産を作っているのに、株価に精神を揺さぶられるのでは本末転倒です。

なので、ここは思い切って、株を購入したら「忘れる」ことです。

心理学の研究では、忘れることは精神的なストレスに対する耐性につながることが示されています。

それに、第2条でもお話ししたように、私たちがやるべきなのは「長期保有」です。

大事な数値を丁寧にチェック(ファンダメンタル分析)していけば、割安の銘柄を見つけることができます。

あとは、その銘柄が正当な評価をされる(株価が上がる)まで、じっくりと待てば良いだけです。

購入した銘柄のことは可能な限り「忘れるべし!」です。

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