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#15 子どものほしいもので親の価値観が試される

人材育成コンサルになりたい、在宅ユースワーカーの福井です。

このチャンネルでは、新卒で教育系NPOに10年勤め、妻の単身赴任を機に5歳と2歳の子どもたちとの父子家庭生活をおくりながら、人材育成コンサルタントになるまでの、日々の仕事や日常での気づきについてお届けするチャンネルです。

さて今日は、「子どものほしいもので親の価値観が試される」というテーマでお届けしていきます。


◯スリーヒットセオリーにまんまとハマったお話

昨日は、大阪南港のレゴランドへ家族で行ってきました。たまたま先日お会いさせていただいた人と子育ての話になって、結構おもしろいですよ。ってことをきいたので、興味もったんです。

その話をきいた翌日ぐらいに、自宅で息子が「レゴランド行きたい!」と言っていて、「なんでレゴランド知っているの?」って聞いたら、「テレビの広告でやっていたよー」って言っていました。

それにしても、5歳で広告って言葉を知って、使ってくることに驚きました。
ちょうど週末に妻が帰ってくる予定だったので、どうかな?って尋ねると、ノリノリの返事だったのでみんなで行くことに!

妻には自分からきいてみましたが、周りの3人の人が「行きたい!」とか「おすすめだよ!」って言っていて、ちゃんとスリーヒットセオリー通りにサービスを買いました。(笑)

スリーヒットセオリーっていうのは、消費者が製品やサービスに対して肯定的な行動を起こすには、通常最低3回の広告接触(今回は広告に触れたり、実際に体験した人たちからの情報提供)が必要という風に言われています。

つまり、人は1回その情報を見聞きしただけでは、商品やサービスを買ったりしないということです。

1回目の接触をつくることで、「認知」消費者が製品やサービスに初めて気付く機会をつくります。

2回目は「評価」、製品やサービスの特性や利点理解します。最後に、「行動」です。消費者が購入を決定する、ということです。

ちゃんとマーケティングされていることを自覚しながら、広告って大事だなーって思いながら、レゴランドへ向かいました。

◯わかりやすい体験を子どもたちは喜ぶんだな〜

初めて行ったんですけど、楽しいですね。思いの外、レゴはやらなくて、シューティングゲームしたり、アトラクション的な乗り物もあって、遊園地要素に引っ張られて何回も乗っていました。

お昼過ぎまでしっかり遊び、帰り際のお土産コーナーであれこれほしいって言ってくるんですよね。

まあそれだけ楽しかったってことだなーって思ったので、なんか思い出として残る、キーホルダーとかそんなん買ったらいいんじゃないかな〜って思っていた矢先、息子が結構本格的なおねだりを。(笑)

結果的に、家にあるおもちゃの整理をすることを条件にして、購入しました。(笑)

◯お金に対するマインドセット

以前もコンビニでお菓子を2個買うかどうかの話で書いた気がするのですが、その話の本質は同じで、あんまり「お金」を理由に我慢を強いるということはしたくないと思っています。

電車好きで、最近はレゴの組み立てにほんとにハマっていますし、やってみたら?なんて言わなくても自分で進んで説明書を見て組み立てていたりします。それほど熱中できること&もともと大好きな電車という最強コンボです。

お菓子とはちがうので経済的なことはいろいろ過りますし、その代わりクリスマスプレゼントなしね。とかって言葉も過りましたが、それはこちらでやりくりするとして、「ほんとにほしいものを我慢する」ということが彼にとってどれほど大きなことかを想像して、今回はGOだなって思いました。

帰宅してからというもの、食べる時間も惜しんで没頭していました。
1車両つくるだけでも、必要な部品を探して説明書のイメージ通りに組み立てていく。動いてもないのに気づいたら汗かきながらやっていました。


「固くてできない」、「ここちょっとわからない」とかは大人を呼んで「どういうこと?」なんてことを確認しながら進めていきます。これぞ「主体性」だなって思います。

◯主体性と能力・スキルは相互に関わってこそ発揮される

昨日書いた記事も同じですが、改めて思いました。

説明書を理解して、組み立てる能力があるからこそ発揮できることではありますが、一方で主体的に取り組んでいくことで、「あ〜、これはこういうことか!」と言った感じで、学び、能力・スキルを高めてもいっています。

どちらもが相互に作用し合うのだな〜ということを、息子を見ていると思いました。

◯金額だけで判断しない、価値観を見直すチャンス

ふりかえって、ほんとにいい買い物をしたな〜って思います。「欲しいものを我慢しない」ということもそうですし、子どもが自分から前向きに進んでいく姿って、一度失ってしまっても時間とお金をかければ取り戻せますが、それを考えると、数万円でそれを担保して、なんならポジティブな経験として息子に蓄積していくのであれば、それはいい投資であり、お金の使い方だなーと思います。

もちろん、「経済的な事情」はあるので、それはちょっと、っていう金額もありますし、「毎週」となると、全然無理ですが、それでも、自分の心持ちとしては「金額」だけで判断するのはやめようと改めて考えさせられました。

皆さんは、いかがでしょうか?

そんなわけで今日は、「子どものほしいもので親の価値観が試される」というテーマでお届けしました。

すてきな1日をお過ごしください!

では、また次回お会いしましょう!


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福井 邦晃/在宅主夫マネージャー
おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!