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#24 価値を感じられる人になれば、価値を届けられる人になれる

人材育成コンサルになりたい、在宅ユースワーカーの福井です。

このチャンネルでは、新卒で教育系NPOに10年勤め、妻の単身赴任を機に5歳と2歳の子どもたちとの父子家庭生活をおくりながら、人材育成コンサルタントになるまでの、日々の仕事や日常での気づきについてお届けするチャンネルです。

さて今日は、「価値を感じられる人になれば、価値を届けられる人になれる」というテーマでお届けしていきます。


◯人の心理がわかると選挙戦の動向もおもしろい

昨日は注目の兵庫県知事選挙です。
ネットを始め、いろんなところでいろんなこと言われてます。

兵庫県の未来がどうなるのかほんとにわからないですが、自分にできることと言っても、選挙権を行使して、票を投じることしかできないので、粛々とできることをやってきました。

情報が錯綜して、自分たちの知り得ないところで人々の感情が動いていたのだなという風に捉えると、納得いくことも多いです。

いずれにしてもこれからなので、引き続き県民としてできることをやっていきたいと思います。

◯さいきんのテーマは「セルフイメージ」

セルフイメージみたいなことを最近はよく考えています。ブランディングとは少し違うなあと思ってるんですよね。

セルフブランディングというのは、いわゆる自分が他者にどう見せていくか?いうことです。

つまり、自分を見せる対象が相手とか周りの人、ステークホルダーに対するものなんですよね。

最近、自分が考えているのはそれとは少し違います。ブランディングに当てはめて考えると、セルフブランディングをする対象が自分以外の第三者ではなく、自分であるということです。

「セルフイメージをあげる」と言うと、なんだかちょっと無理してる感じがあるので、「セルフイメージをできるだけ差し引かない」という表現の方がしっくりくるかもしれません。

結局、自分の年収を上げようと思うと、会社員をやろうが、仮に起業しようが、年収って単価×時間なので、どちらかを上げていくしかないんですよね。

特にいまは、自分の時間というのは比較的制限を受けている期間なので、働く時間を増やすということができない状況でもあります。

これが20代の時であれば、本業で1日8時間働いて、空いてる時間に別のことができたんですけど、今は家庭の事や子育てのことがあるので、時間を増やして年収を上げるということは難しいんですよね。

とすると、さっきも言ったとおり、時間あたりの生産性、いわゆる時給単価を上げていくということでしか年収を上げる方法ってないんですよね。

そう考えたときに、自分に対する値付けの交渉をするタイミングというのが、ポツポツあったりします。どこの会社や組織も簡単には予算を作れないですし、もともとの関係性もあったりするので、なかなかその交渉するのって難しいんですよね。

◯自分が差し引いてしまうけど、自分以外に差し引かずに評価できる人なんていない

何が難しいって、1番のポイントは、自分が差し引いちゃうことなんです。いろいろ会社や組織のことをお伺いして、キャッシュポイントとかも聞いたりすると、なんとなく人件費に充てることのできる金額って、大体わかるんですよね。

となったときに、そう考えると提示額、そんなもんになるよね。って自分が1番最初に納得しちゃうんですよね。

でも、その考え方が変わらないと、これたぶん年収って上がらないなって思ったんですよね。

自分が値段交渉のときに、自分を差し引いちゃうと上げてくれる人って誰もいないんですよね。自分の値段の考え方も、今できるアウトプットだけで考えちゃうんですけど、今できることができるようになるまでにも、時間と労力とお金っていうコストをかけてできるようになっている。

そのことを差し引いて考えちゃうと、どうしても難しくて、結果自分も苦しいし、長く続けられないことによって相手方にもマイナスになると思うんです。

そんなことを最近は意識しているんですよね。

◯価値を感じないものは値段で選ぶのが人の心理

そのことを意識するようになってから思ったんですけど、自分がお金を払って買うときも同じだなって思ったんですよね。

この1,2年ぐらいは、だいたい同じ店で服買うようにしてるんですけど、同じ店員さんに服選んでもらってます。

僕の好みとかを合わせるのに時間少しかかりましたけど、それ以降はめっちゃいいやつ提案してくれるんです。

基本的に、貧乏人マインドなので、はじめは値段見ると「うっ」ってなるんですけど、ひとまず飲み込んで買ってました。

2年近く経って、後からわかりました。
1万円の服と10万円の服、僕らは見た目だけではわからないんです。でも、10万円の服をきている人にはわかるようになります。

そうやって服を選ぶとき、いろんな話をしてくれます。その商品やブランド、素材や形のことまで。それだけ、勉強してるってことですよね。

時間とお金、コストをかけて自分でも身につけてみて、それで店頭に立ってる。その努力が見えるからこそ、高い金額を払うことに抵抗がなくなってきているんだと思います。

その努力が見えたり、相手の努力に対するリスペクトを感じられるようになったからです。

そうなると、値段は高いけど、いいものをまちがいなく選んでもらえるし、納得感をもって気持ちよくお金を払わせてくれるので、「安い」と感じることができるんだと思います。

「人は価値を感じないものについては安いものを買う」

価値を感じられる人になって、価値を感じてくれる人に自分の価値を届けられる人になりたいな、と思います。

そんなわけで今日は、「価値を感じられる人になれば、価値を届けられる人になれる」というテーマでお届けしました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
すてきな1日をお過ごしください!

では、また次回お会いしましょう!


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福井 邦晃/在宅主夫ユースワーカー
おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!