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白文鳥とくらす

2021年6月頃から実は白文鳥とくらしはじめた。まぁそれはそれはめちゃくちゃ可愛い。愛おしい。

もともと動物は大好きで、実家では猫を2匹飼っていた。学生時代、人生で初めて入店した爬虫類カフェでは入店3分で大蛇を首に巻いて、入店5分でゲンゴロウパフェを貪っていた。そんな私が一人暮らしの相棒に選んだのは白文鳥だった。

2020年11月頃から人生で初めての一人暮らしをはじめて、寂しさを紛らわすためと激動の日々の疲れを癒すため、とうとうペットがほしくなったのがキッカケだ。結婚できない男のレールをシレっと特急料金で走っていることについては、さすがに自分でも気づいている。お気遣いなく。

どんな動物と暮らすか考えたときに、1Kマンション・在宅勤務中心という生活環境を踏まえて、①近所迷惑にならないくらいの鳴き声であること・②においが酷くないこと・③1・2泊程度の出張に耐えられること、くらいを条件に検討を重ねた。その結果、白文鳥が候補にあがり、実際に白文鳥と暮らすYouTuberのチャンネルを見て即決した。

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出迎えた子は本当に人懐っこくて、ケージから出すと基本的に常に人間の頭や肩に乗って、機嫌良く歌ったり踊ったりしている。私だけでなく初対面の来客者に対しても、人見知りすることなくコミュニケーションを取っている。なんて良い子なんだ。はぁ、愛おしい。

飼ってみるまで知らなかった習性が文鳥にはいっぱいあった。

まず、子供の頃は性別がよくわからないということ。出迎えたときは生後3ヶ月だったが、そのときはたぶんオス?とペットショップの店員さんには言われていた。そこから出迎えて1ヶ月くらい経つと、よく求愛ソング(ぐぜり)やピョンピョン飛び跳ねる求愛ダンスをするようになり、オスである確証が持てるようになった。はぁ、愛おしい。

一番可愛いのはペアリングの習性。自然界ではオスとメスどうしが結婚のようにペアを決めてずっと一緒にいるようで、ペットとして1羽で出迎えると当然そのペアは人間になる。だからずっとくっついて離れないのである。はぁ、愛おしい。

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基本情報も備忘録的にまとめておくと、一般的に全長は17cmほど・体重は25g程度である。うちの子は少し背が高いということもあり、体重は平均より+5gとなっている。定期的に計測している体重の推移を見ると、美しい対数グラフが現れる。ひとまず健康的に育ってくれていて一安心。

寿命は7~8年で、人間の10倍の早さで歳を取ると見立てることができる。うちの子は2022年1月現在10ヶ月なので、小学3年生くらいということになる。小学生3年生と言えば、だいたい私が、好きな子にちょっかいをかけるという拙いコミュニケーション能力を手に入れ始めたときだ。

原産地はインドネシアということで、赤道直下熱帯気候に適応した生き物。だから水浴びが娯楽として大好きで、うちでもよくさせている。羽をバタバタして水浴びするのがとても可愛い。

日本のように四季がないので、1年中室内の温度は25~28℃に保ってあげることが望ましい。冬はほぼ暖房を1日中フル稼働(たぶん3日くらい1秒もオフにしていない気がする…)。電気代くらいいくらでも払うし、使う電気も再生可能エネルギー由来のものにする。

でも白文鳥自体はなんと国産らしい。ノーマル文鳥の繁殖時の突然変異によって明治時代に愛知県弥富市で生まれたのが初めてだそうだ。ふむふむ。

18時頃就寝、6時頃に目を覚ましますような生活を当然自然界では送ってきたことになる。しかし人間の私にも生活もあるので、21時頃の就寝になりがちになっており、その点はご迷惑をおかけしてしまっている。

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親バカで色々おもちゃを買ってしまっている。KiriToriSenのおもちゃがどれをとっても本当に可愛くて課金したくなる。わんちゃんに無理やり服を着せている金持ちを見て「(´・_・`)」だった私だが、実は私もそっち側なのかもしれない。

でも警戒心が強く、新しいおもちゃから逃げられてしまっている。しばらくケージの中に一緒に入れておくと、慣れるのは慣れるが遊ぶ気配は一向にない。良かれと思っておもちゃを買い与えても、全然興味を持ってもらえない親の気持ちをここで知ることになるとは…。

この記事で何が言いたかったこと、それはとにかく文鳥が可愛いということ。ただそれだけ。それ以上でも以下でもない。

鳥が苦手と言って触ろうとしなかった人が、うちの子と触れ合う中で、克服していく姿を見ると何だか誇らしくなる。ともに健康に長生きしていきたい。


P.S

最後になりましたが、あけましておめでとうございます。今年は寅年ということで、正月に久々に実家に帰ったときに撮影したねこちゃんを。ねこはねこでやはり愛おしさが止まらない。存分にツンデレされてきた。

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