2020年度の読書総括
COVID-19が私に与えた大きな影響の一つに読書習慣の復活があります。おそらく参考書を除く読書は小学2年生くらいからしておらず、夏休みの宿題の読書感想文も原作が本の映画を見て書いていました。時効なので当時の先生方、どうかお許しください。
そんなわけで20年ほど読書から距離をとっていたわけですが、2020年のGWはあまりにも時間を持て余してしまったので、何の気なしに読書に手をつけてみました。
デジタルでない文字、活字を読む免疫はとうに失われていたかと思いましたが、1冊読むと意外とイケることを実感して、そこからはのめり込みました。記念すべき1冊目は、2020年4月から落合陽一さんのオンラインサロンに入会したこともあり、日本再興戦略だった気がします。
2020年度は読書のリスタートということで、まずは尊敬する人やその人のオススメの著書から読み始め、後半は特に強く興味を持った人類の歴史について知見を広められるインプットをしたように思えます。
覚え書きのために、あとは読んだ本をひたすらに記録していきます(順番に拘りはありません)。かなりざっくりですが、個人的なオススメ度も記録しておきます。「★」が多いほどオススメです。
■ビジネス書類
1)日本再興戦略(落合陽一)★★★☆☆
2)2030年の世界地図帳(落合陽一)★★★★★
3)FACTFULNESS(ハンス・ロスリングほか)★★★☆☆
4)シン・二ホン(安宅和人)★★★★★
5)パラダイムの魔力(ジョエル・バーカー)★★★★☆
6)論語と算盤(渋沢栄一)★★★☆☆
7)生物と無生物のあいだ(福岡伸一)★★★★☆
8)アイデアのつくり方(ジェームズ・W・ヤング)★★☆☆☆
9)生物に学ぶイノベーション(赤池学)★★★☆☆
10)華厳の思想(鎌田茂雄)★★☆☆☆
11)民藝とは何か(柳宗悦)★★★☆☆
12)スモールイズビューティフル(E・F・シューマッハー)★★★★★
13)コンヴィヴィアリティのための道具(イヴァン・イリイチ)★★★★☆
14)はずれ者が進化をつくる(稲垣栄洋)★★☆☆☆
15)働き方5.0(落合陽一)★★☆☆☆
16)実践経営哲学(松下幸之助)★★★☆☆
17)IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ(冨山和彦)★★★★☆
18)数字で話せ(斎藤広達)★★★☆☆
19)完全教祖マニュアル(架神恭介・辰巳一世)★☆☆☆☆
20)億を稼ぐ人の考え方(中野祐治)☆☆☆☆☆
21)働き方の損益分岐点(木暮太一)★☆☆☆☆
22)みんなでつくる移住白書2020(カヤックLiving)★☆☆☆☆
23)ニューノーマル時代にお金を育てる(SPARX×Newspicks)★☆☆☆☆
24)アフターデジタル2 UXと自由(藤井保文)★★★☆☆
25)逆・タイムマシン経営論(楠木建・杉浦泰)★★☆☆☆
26)オタク経済圏創世記(中山淳雄)★★★☆☆
27)DESIGNPEDIA(佐藤可士和)★★★★☆
28)生命科学的思考(高橋祥子)★★★★★
29)行動デザインの教科書(國田圭作)★★☆☆☆
30)行動を変えるデザイン(StephenWendel)★★★★☆
31)予想通りに不合理(ダン・アリエリー)★★★☆☆
32)人は悪魔に熱狂する(松本健太郎)★★☆☆☆
33)デンマーク幸福研究所が教える「幸せ」の定義(マイク・ヴァイキング)★★★★☆
34)マネジメント(P・F・ドラッガー)★★★☆☆
35)マズロー心理学入門(中野明)★★★☆☆
スモールイズビューティフルは落合陽一さんのオンラインサロンでのいつかの課題図書として紹介され読んだのですが、本当に面白いです。何より、社会活動をしているすべての人にインストールされれば、多くの問題は良い方向に向かうのではと感じた本でした。
■教養書類
36)哲学と宗教全史(出口治明)★★★☆☆
37)死の講義(橋爪大三郎)★★☆☆☆
38)サピエンス全史 上(ユヴァル・ノア・ハラリ)★★★★★
39)サピエンス全史 下(ユヴァル・ノア・ハラリ)★★★★★
40)『サピエンス全史』をどう読むか(河出書房新社)★☆☆☆☆
41)ブループリント 上(ニコラス・クリスタキス)★★★★★
42)ブループリント 下(ニコラス・クリスタキス)★★★★★
43)私たちの行き方考え方(パナソニック株式会社)★★☆☆☆
44)教育の歴史と思想(貝塚茂樹・広岡義之)★★☆☆☆
45)一度読んだら忘れない世界史の教科書(山崎圭一)★★★☆☆
46)一度読んだら忘れない日本史の教科書(山崎圭一)★★★☆☆
47)「土地と財産」で読み解く日本史(大村大次郎)★★☆☆☆
48)池上彰の世界の見方 アメリカ(池上彰)★★★★☆
49)池上彰の世界の見方 ロシア(池上彰)★★★★☆
50)池上彰の世界の見方 イギリスとEU(池上彰)★★★★☆
51)池上彰の世界の見方 ドイツとEU(池上彰)★★★★☆
52)池上彰の世界の見方 中東(池上彰)★★★★☆
53)池上彰の世界の見方 インド(池上彰)★★★★☆
54)池上彰の世界の見方 朝鮮半島(池上彰)★★★★☆
55)池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾(池上彰)★★★★☆
56)池上彰の世界の見方 東南アジア(池上彰)★★★★☆
サピエンス全史とブループリントは、私が追い求めている、人類が進化のなかで手に入れてしまった根源的な欲求は何なのかという問いに多くのヒントを与えてくれました。
ざっとこんなもんでしょうか。あんなに活字離れしたいたけど何とか9ヶ月ほどで56冊読めました…。2021年度は歴史を継続的に学びつつ、経済学・ブランディング・都市論・コミュニティ論のほうに知見を広めていこうと思っております。
あと30冊くらい読んでいない本が溜まっているので、まずはそれから供養していこうと思います。とりあえず買う癖は本当に良くない。本の買いすぎも相まって、昨年Amazonでの購入回数が200回以上となりました。本棚のスペースがいよいよなくなってきたのが最重要課題です。
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