畑 史進 (ハタ フミノブ)
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スター・ウォーズ ゲーム研究本を出すために 第14回 DICE版『スター・ウォーズ バトルフロント』シリーズ 【執筆者:畑史進 (ハタフミノブ)】
【執筆者:畑史進 (ハタフミノブ)】 Twitter:https://x.com/hata_fuminobu Instagram:https://www.instagram.com/fuminobu_hata/ ■『スター・ウォーズ バトルフロント』(2015) 『スター・ウォーズ バトルフロント』はEA Digital Illusions CE(DICE)開発、EAから販売されたマルチプレイヤー・アクションシューティングゲーム。2015年にPlayStation 4
スター・ウォーズ ゲーム研究本を出すために 第13回 『スター・ウォーズ』のクライムアクションアドベンチャーゲーム『スター・ウォーズ 無法者たち』
【執筆者:畑史進 (ハタフミノブ)】 Twitter:https://x.com/hata_fuminobu Instagram:https://www.instagram.com/fuminobu_hata/ ■『スター・ウォーズ 無法者たち』 2024年8月26日 『スター・ウォーズ 無法者たち』(Star Wars Outlaws )は『ディビジョン』シリーズを手掛けてきたマッシヴエンタテインメントが制作、Ubisoftから販売されるクライムアクションアドベンチ
スター・ウォーズ ゲーム研究本を出すために 第11回 Oculus Quest目玉タイトルだった『ベイダー・イモータル: スター・ウォーズ VR シリーズ』
やっと2020年代を抜けた! ■『ベイダー・イモータル: スター・ウォーズ VR シリーズ』 2019年 『スター・ウォーズ』のゲームはその多くがジョージ・ルーカス率いるルーカスフィルム、ルーカスアーツが手掛けてきたと思われがちだがこれは誤解だ。ルーカスアーツはルーカスフィルム社のゲーム部門なわけだが元を辿るとコンピューターゲームとコンピューターグラフィックがまとまっていた部門で、グラフィック部門とゲーム部門をそれぞれ独立させたのが1982年。ちなみにこのグラフィック部門
スター・ウォーズ ゲーム研究本を出すために 第10回 ディズニーランドのエリアを格安で追体験できるVRゲーム『スター・ウォーズ: テールズ・フロム・ザ・ギャラクシーズ・エッジ』
■『スター・ウォーズ: テールズ・フロム・ザ・ギャラクシーズ・エッジ』 2020年 このゲームはOculus Quest(現:Meta Quest)、PlayStation VR2で遊べるVRゲーム。このコラムは時代を順に追っていく形式ではなく遡っていく形をとっているのでややこしいが、VRゲームとしては第3弾。ちなみにMeta Quest公式の紹介ページでは「Oculus Questの~」という文言になっているほど古い。 さて、このゲームのタイトルにもなっている『ザ・ギャ
スター・ウォーズ ゲーム研究本を出すために 第9回 待ち望んでいたハイクオリティスター・ウォーズフライトシム『Star Wars:スコードロン』
■『Star Wars:スコードロン』(2020年) スター・ウォーズゲームはフライトシミュレーターから始まっている。それは1982年のパーカー・ブラザーズ社からATARI 2600に向けて発売された『Star Wars: The Empire Strikes Back』や1983年のATARI『STAR WARS』にまで遡る。 今ほどゲームのグラフィックやシステム構築が高度でなかった黎明期はシューティングゲームの方が作りやすかったから。というのも理由としてあげられそうだ
スター・ウォーズ ゲーム研究本を出すために 第8回 シリーズ初の課金型スマフォシューティングゲーム『スター・ウォーズ スターファイター・ミッション』
■『スター・ウォーズ スターファイター・ミッション』(2020年) のっけからさみしい話だが本作は2023年の6月にサービスを終了してしまった。コラムのためにゲームを引っ張り出そうとしたらiOS上で勝手に消去されていて「おや?」と思ったらサービス終了を初めて知るという・・・ 流石に全ての情報を追いきれていないのでこういったことが読者諸君には多々あるのは勘弁していただきたいのと、『スター・ウォーズ』はここ近年は先日紹介したレゴ系などがブラウザゲームでも展開されており、有志が
スター・ウォーズ ゲーム研究本を出すために 第7回 対応ハードならトップクラス!ピンボールとフォースの融合 『スター・ウォーズ ピンボール』
■『スター・ウォーズ ピンボール』(2013年~2021年) 現在の娯楽としてのビデオゲーム、テレビゲームの歴史を辿るとプログラムの無い、アナログゲームに行き着くのは言わずもがな。ビリヤードやピンボールはデジタルゲームが誕生する遥か前から社交場に置いてあるメジャーゲームの一つで、デジタルゲームが普及した現在も一時の娯楽に供する範囲で賭け事をすることも少なくない。 デジタルゲームが誕生してからそうしたアナログゲームを落とし込むの自然の流れでもあった。ピンボールは特に家庭用ゲ
スター・ウォーズ ゲーム研究本を出すために 第6回 レゴはあっちこっちに散らばっていく・・・ブラウザゲームから『レゴ スター・ウォーズ: スカイウォーカー・サーガ』に至るまで
■『レゴ スター・ウォーズ ヨーダ・クロニクル』(2013年)『レゴ スター・ウォーズ ニュー・ヨーダ・クロニクル』(2014年) さぁこのあたりから「レゴ スター・ウォーズ」ゲームは子供が散らかしたブロックのようにとっ散らかってくる。 どの第1弾が2013年にiOSとブラウザゲームとして展開された『レゴ スター・ウォーズヨーダ・クロニクル』(LEGO Star Wars The New Yoda Chronicles)だ。 これはアニメーション作品にもなっているが、ヨ
スター・ウォーズ ゲーム研究本を出すために 第5回 レゴゲームの成熟期『レゴ スター・ウォーズ コンプリート・サーガ』から
■『スカイウォーカー・サーガ』の前のコンプリートセット『レゴ スター・ウォーズ コンプリート・サーガ』(2007年) さらに翌年の2007年には『レゴ スター・ウォーズ コンプリート・サーガ』がPlayStation3、Xbox 360、Nintendo Wii、DS、Windows、Mac OSに向けて発売された(日本ではアクティビジョンからPS3とWii版のみ)。『THE VIDEO GAME』『THE ORIGINAL TRILOGY』のPlayStation2版をベ
スター・ウォーズ ゲーム研究本を出すために 第4回 レゴがイッパイ!『レゴ スター・ウォーズ: スカイウォーカー・サーガ』に至るまで色々振り返る
■間もなくコラボ終了『レゴ フォートナイト』 レゴブロックでおなじみのレゴ社は僕なんかが言うまでもなく著名な会社だが、『スター・ウォーズ』との関わりは1999年に遡る。その前にレゴは1980年代になってからはテレビゲーム、ビデオゲームが台頭したことや特許によって確立していた独占市場が終りを迎えて類似品が出回ることで経営不振に陥っていた。 『スター・ウォーズ』はレゴが最初に取り扱った版権モノで、このあたりから一気にレゴはレゴブロックの多角展開を進めていく。愛知県にあるレゴラ