大学3年生,岐路,焦燥
2023,折り返し
大学3年生.3ヶ月半が過ぎ,2023年はもう折り返して,また新しい年に向かっている.
まわりから就活,面接という単語が飛ぶ回数が増えた.3年生.学部に関わらず,志望する業界が決定している人は少ないだろう.それなのにサマーインターンとやらを申し込み,それを義務であるかのような話を聞く.とても退屈で辟易する.流されるように,また,大学院進学が確実に決まっているわけでもないので申し込んで面接を受けたりしてみる.学生時代に頑張ったことを教えてください.まだ2年とちょっとしか大学いないんですが.まだ後半分残っているんですが.
焦燥感
と同時に,焦燥感を感じている.私は時折焦燥感を感じることがあり,その感情は1日ではなく1,2ヶ月続くものである.この焦燥感というものは,何に対して感じているものなのかわからないことが多い.
昨年の12月から2月にかけても強い焦燥感を感じていた.その時の焦燥感は,2022年という1年を振り返った時の無力さ,学部生活の半分が終わってしまうという寂しさ,学部生活の残りの後半で社会に出ることができるほど成長できるか,単純に授業の成績など様々な要因があっただろう.
今回感じている焦燥感は何からきているものなのだろうか.焦燥感とは,異常に落ち着かないという感覚や、張り詰めたまたは緊張した感覚を指すものである.また,強い焦燥感を感じるのは大学生になった後からである.これは何を意味するものか.泣きたいくらい強い時もあるが,死にたいとかそういった感情ではない.ただ何かに追いつきたい,何かを終わらせたい,などの単純ではあるが難しく,達成できない可能性のあるものだろう.
選択肢
現在の私は選択を決めかねている.留学のために休学をするかどうかと,大学院へ進学するかどうかという,学部生にとってはとても大きい決断を決めかねている.準備のために休学をしたからといってそれが留学を決定づけるものであるとは限らないし,大学院進学を決めた場合,大学院の入学試験に受かる保証もない.だからといってそれを理由に何もしないという結論に至らせるのはあまりにも無力さをひけらかしているようで気がならない.
迷い
本当にしたいことができているのか.したいと言ってきたことは本当にしたいことなのか.考える.留学について少し考えた.本当に留学に行きたいのか.海外の大学に行くことが目的なのか.それとも海外に行くことそのものが目的なのか.留学にはとても気力が必要で,旅行とは大分違うもので,それをするだけの気力があるのか.大学院進学について.何を学ぶために進学するのか.よく決まってもいない状態で言うのは逃げているようだ.ゼミの勉強は本当にしたかったことなのか.選ぶ段階でしたかったことを選ぶのは正しい選択だったのか.迷いは尽きない.
故郷
実家には半年帰っていない.今月帰省する予定だが,これも目的を持つ必要がある.用事が1つあるので帰るが,その用事だけのために帰るのは飛行機代がもったいないと感じ1週間帰ることにした.他の目的を探す.時間を無駄にする余裕がない.焦燥感.
幸せ
幸せを感じたい.美味しいものを食べる.写真を撮る.歌を歌う.ゲームをする.恋愛をする.就活でうまくいく.英語が上手くなって普通に会話ができる.なんでも.好きなことをする,できるようになることで幸福感を得たい.幸せは持続的なものではなく瞬間瞬間のものである.その一瞬のために正直犠牲を払いたくないが,幸せを感じるために必要なこともあるだろう.幸せを感じたい.感じたい.焦燥感は消えない.どこへでも,家の中でも持ち歩く.幸せを感じる時よりも生きてる実感.これは幸せなことかもしれない.今の段階ではもちろん幸せではない.後々.
思考
人生の岐路なのか.100年時代の20歳で人生の岐路なのか.切羽詰まりすぎることはないと人は言うが瞬間瞬間を全力で生きるのは辛いのでみんな適当に手を抜いている.とはいえ集中力は必要で常に考える必要がある.思考を止めない.
焦燥感,選択肢,迷い,故郷,幸せ,思考.ひととして生きている.
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