雨に口無し
「雨の日は殻に籠りましょう。」とTVは言わないよ
朝からずっと止まない雨に心なしか苛立ってしまうね
頭の中は、昨日のことで浸されてしまう。
「貴方は私よりも秀麗ね。」と、君は曰った。
見た? 見た? この有様を全て一つも漏らさずに
嘘なら、忘れられない事になりそうな気がしたんだ。
つまり、心がくすんでしまったのだ。
濡れた心じゃ、燃える訳無いさ。
いつも通り微笑んで浅い眠りに駆け寄れよ、ほら
僕はもう間に合わない。
けど、少しだけ楽になれるかな?
雨のち曇なら 少し外に出易くはなるけど
雨のち曇ほど 外に出たくない時は無いさ
そうだ、そうだ。 ここは、
まやかしと虚飾でバナーが賑わう世界。
あいつはこの言論の海で溺れたから、線路に飛び込んだのか?
所詮は、異次元で漂う言葉。
嘘か誠か判る訳無いさ。
束縛を携えて冷たい囹圄に閉じ込めないで
高い利息がつきそうだ。
僕はもう、一生楽にはなれないな。
君の博愛が剥がれた訳じゃない
君が、少しだけ大人になっただけさ。
悪魔が少し微笑んで、「一緒に踊ろうぜ」と喚いている。
またまたいつもの倍返し。
昨日の嘘は今日になっても頭をぐるぐる駆け巡っている!
君ももう間に合わないから、
息を吸って、後悔をして
目を閉じ、永遠に楽になってしまえ
(16歳の春くらいの歌詞)
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慈悲をください