Koma

詩メイン

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くるしいけど

くるしいがこういう成り行き上緩和は無理だ 雄弁は金だ 沈黙は銀で、押し黙るしかないこの世の中で生きるなら、最早錆びついている

    • 藤噛み

      矢庭に声門を狭め 愛の汀に汚穢を満たすのさ 『Цの黄色い悲劇は、    幼き痛みにザラメを遣った。』   そして捨てたのは甘い神の科白 罪滅ぼしの体にしたって  (こんな僕をまやかす芥の群れ) 「善が腐った、誰のせいだ⁉︎」   良い気になって彷徨って戴いた命には意味もない? つまりここは、ただ失う世さ。 祈りを設定したとて、贖う気持ちはした?     ——————————— 「せめてもの一欠片の花弁を」 恵んでくれたのに、もう欠けていくんだ 「償うて!償うて!償うて!償う

      • アホの子のこのこ徒手空拳

        コロナ感染からどうにも体調が戻らない 体力最大値を無限に削られていくので何しようと回復しようがない 外面は特に問題はないし、感染者なんて山ほどいるのでわかってもらえなくてもしょうがないと思う こんな感覚、俺の人生と全く一緒じゃんと思う SNSでもお馴染みではあるが私はもうずっと孤独の生活を送っているが、回避する策としてみんなの存在に残ってくれて、誰かの幸せを担えれば…という行動をする傾向にある もちろんこれは誰かにとって大事な存在にはなれないという諸刃の剣ではあるが、私は

        • 六番目のミシカ ギターTAB譜

          プロフソユーズナヤ ギターTAB譜

          プロフソユーズナヤ ギターTAB譜

          分割 ギターTAB譜

          分割 ギターTAB譜

          八時の観客 ギターTAB譜

          八時の観客 ギターTAB譜

          カルーシュスカヤ ギターTAB譜

          カルーシュスカヤ ギターTAB譜

          Park kultury ギターTAB譜

          Park kultury ギターTAB譜

          フリクション

          音楽のために失ったものは計り知れず、なんなら全て失っている その対価を追い求めるうちにこの人生を続けることで何が幸せなのかわからなくなっている 仮に俺が死んだ場合、音楽は呪いだと遺すのだろうか エゴの極致である音楽の負の側面だけを生き写しにしてしまうのだろうか 音楽ってこえーなー

          フリクション

          齲歯聯合

          背景はとっくのとうに零れ落ちている。 視界に塗れた増粘質を、 翳し見れば色を忘れられるのさ。   明朗、明朗! 遍く空腹蠕動。 拍手が鳴った! 等間隔の喝采があって意識は中有。   蜜を食み続けなさい…… 琺瑯喪失諸君。    ああ、白日が欲を出している!  (綿天鵞絨で眠ればいい。    球体の夢を望めばいい。) 然らば、意思を良しとしてしまう!  (綿天鵞絨で眠ればいい。    悠久の日々を過ごせばいい。)   愚者の肝臓、雄弁に腫れて 墨のような音波を撒き散らす。 蠹毒

          齲歯聯合

          雨に口無し

          「雨の日は殻に籠りましょう。」とTVは言わないよ 朝からずっと止まない雨に心なしか苛立ってしまうね   頭の中は、昨日のことで浸されてしまう。 「貴方は私よりも秀麗ね。」と、君は曰った。   見た? 見た? この有様を全て一つも漏らさずに 嘘なら、忘れられない事になりそうな気がしたんだ。   つまり、心がくすんでしまったのだ。 濡れた心じゃ、燃える訳無いさ。   いつも通り微笑んで浅い眠りに駆け寄れよ、ほら   僕はもう間に合わない。 けど、少しだけ楽になれるかな?   雨の

          雨に口無し

          緊張するSAGA性

          元来めちゃくちゃ緊張するのですが、ギターを弾いてる場合だと頭の中の譜面が突然全部飛んで次どこを弾けばいいのかが全くわからなくなる 入念に練習しまくっても酒の有無とかも関係なしにそのときは訪れる これをどうにかしないと永遠にミュージシャンとしての成長ができないと思う 元々はリズムギター専門で、玻璃校了のようなギタープレイは全くといっていいほど経験したことがないのだが活動している以上それはもう問題外である 完璧にできないとダメなバンドだと思うので言い訳は限りなく無くしておきたい

          緊張するSAGA性

          歌詞(こんばんは合同会社②)

          曲名:経済学で食っていきましょう 酸の海で生まれた細胞 不必要に肥大して歩く今日です   揺籃慕情減衰せず 短絡な思考に踊る 矮星誕生 罅割れる 悲しみ暮れる悪心オーガズム   乱雑を纏う楽さ加減 諸手で溜めた雨水は鈍色 人は皆球体ではなかった その事実を前にただ咽び泣く   私の答えは人事不省で透き通ることも叶わない 生臭い渇望が漂うだけ 歪んだ笑いで爛れていく   暖かいシチューの匂い 交わされる暖かい声 見つめる私の二つの目には瞳より黒い怨みが溜まっていた     ど

          歌詞(こんばんは合同会社②)

          歌詞(こんばんは合同会社①)

          曲名:最近の餃子は包んだりしない 深夜。ネゲントロピーの帷 やるせなく、窒息にうち震えては静謐 天壌。それらはもはや無邪気な双子であり どちらが天かを当てて欲しそうに隠れている その度に私はいつも迷うふりをして 為政者の指す人差し指に跪く民を演じる The sixth sense frequently deceives us Unfinished bodies are covered in something contagious Sooner or later, we’

          歌詞(こんばんは合同会社①)

          こんな白痴に誰がした

          人生一ちゃんと書いた歌詞というか完全に私小説 自分の葬式で流してほしい曲 下にリンクあります YouTubeでは概要欄に貼ってます 歌詞 煢然の日々は静けさが沁みて、 濫觴を待つ胎児のようさ。 天使の授けた叫びの果てには、 失望で濁る海が待つだけだった。 甲斐性のない青さに、落ちる涙も無いのさ… 哀れみすら私を避けていく中で、 安寧はこっちを見てる気がしている… 五月雨の煌きは、恥辱に任せた嘘だった! 慰めの輝きは、あなたに蕩けた嘘だった! もう願えども届きはしな

          こんな白痴に誰がした