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2024/09/27_#737_現在は分断を生みやすい環境にある
病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。
今回は、映像の世紀バタフライエフェクトを見て考えたことを書きます。
普段はテレビがなく、番組を見る機会がないです。ただ、実家には全録画機があり、大体の番組を録画しています。
実家帰省するタイミングで、録画番組を見ています。
全録画機を購入したのは、ちきりんさんのブログがきっかけです。さらに最近ではちきりんさんのvoicyで、おすすめのTV番組のリストを販売しています。それらがきっかけで今回、全録画機から番組を検索して興味を持ったものをみました。
ナチス・ドイツの時代のゲッペルスに焦点を当てた番組です。
ゲッペルスは、宣伝相として活躍した人物です。
巧みな戦略により、国民を煽り立てることに成功しました。結果、ナチ党を第1党になりました。
映画やラジオ、新聞などを積極的に活用していました。
始めは、ナチ党はキワモノの政党だという認知があったのですが、そこから戦略を見直していき、国民の支持を取り付けました。
到底達成できない公約を掲げ、全方位の国民を煽り立てました。
国民を煽り立てることで、分断を生み、国民の思考を衰えさせて、ナチ党が乗っ取るような仕組みでした。
今の世界でも分断を生むような事件や戦争が多く、この番組を見ていて、怖く感じました。
ドイツだけではく、他の国でも起こりうることだなと思います。
今は、ラジオ、TV、映画ではなく、SNSやインターネットがあり、広告手段としてはゲッペルスの時代より強力なものがあります。
より分断を生みやすい環境にあるのだなと思います。フェイクニュースもあり、簡単にだまされやすいこともあるかと思います。
物事を1つの視点だけではなく、複数の視点で視ることが今後必要だと感じました。
1つの視点で物事を捉えることは、分断を生みやすく、誤解を招きやすいです。
今回の番組を見て、自分の思考・行動が1つの側面からのみで構成されていないかを気をつけたいと思います。