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2024/08/01_#680_オープンキャンパスではなく、インターン制度を入れたほうが良い
病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。
オープンキャンパスでの学生の扱いに関する放送でした。
この放送を聞いて自分で考えたことを書きます。
自分が薬学部の在籍したとき、一度オープンキャンパスのスタッフとして働いたことがあります。
春木先生の放送で何度か触れていますが、オープンキャンパスにスタッフとして出ている学生は、上澄みの学生です。
いわゆる成績上位者で、大学側から選抜された人員です。
そのため、必ずしも大学の学生の姿を反映していません。
オープンキャンパスでは大学の施設を見ることができますが、実際にどのように使われているかを見ることができません。
だいたいオープンキャンパスの時期は、大学自体、試験が終了し閑散期になっているからです。
ほぼ学生がいない日、休みの日にに開催されます。
そのため、ほぼ学生がいない状況で、箱物である施設を見ることがめいんとなります。
入試課の職員による説明や教員による説明があったりしますが、実情とはかけ離れた状態です。
ここで話は変わりますが、就職について考えてみると、企業の説明会があり、なかにはインターン制度もあったりします。
その説明会やインターンでは、会社で働いているヒトが対応し、だいたいリアルな姿を見ることができます。
そのようにして、自分が就職する場所をきめているはずです。
先程の大学のオープンキャンパスの話に戻ります。
自分としては、オープンキャンパスもインターン制度、企業の説明会のように行えば良いのではと考えています。
変に取り繕うので、学生をオープンキャンパスの戦力として投入するおかしなことになっているのだと感じています。
1~2週間程度大学で学んでみる制度があっても良いのではないかと思います。
そうすることで、この大学は自分に合っている、そうでないかを判断できると思います。
今は、学費も高く、高い買い物になっています。
オープンキャンパスのスタッフの印象で決めてしまい、後悔している学生も中にはいるのではないかと感じています。
自分は大学・学生ともに齟齬のないような環境で学ぶことが大事だと考えています。
大学も学生が入らないと経営が成り立たないこともわかります。
ただ、そのために表面上取り繕うのはどうかなと思います。