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これからのジミンさんが怖いって話


自分を甘やかすことは簡単で
自分を大事にすることは難しい


ジミンさんは自分に厳しくて
自分を大事にしてる

自分にすごく厳しいせいで自分を傷つけちゃってたジミンさんはPromiseでもう自分を苦しめないって約束してた。

ブレサイドキュシリーズにナムジュンとの制作過程としてちょっとだけ映ってる
校正して飾られる前のもっと率直な言葉たち

"状況が変わらなくても 自分を傷つけないで"
"いつか大丈夫になる君のため"
"いつから傷ついてたか 君もわからないんだろ"
"そうじゃないって分かってただろ"
BREAK THE SILENCE:DOCU-SERIES

自分の本当に思ったことだけ詰め込まなきゃダメだよ、自分が納得できないと、と訴えるナムジュンに、頭を抱えながら奥底の感情を詞にしようとするジミンさんを見て
そんなふうにあの曲は生まれたんだねって
なんだかうるうるした。

Filterを初めて聴いた時、アイドルという夢見させる仕事に忠実である彼が"夢を見させてあげている"ということに自覚的、肯定的であることに驚いた。なんとなく勝手に、彼ならファンの前では貫くもんだと思っていたから。

嘘のない人だ、と思った。


そして今回のウィバスインタビューの表紙

Weverse magazine



なるほど、これが今本人が見せたい姿なのか

いつもの
シャツずれちゃった♡の肩出し
裾捲れちゃった♡のヘソ出し
のあざといやつとはわけが違う。

彼が意志を持って準備した姿なんだと思った。

Filterなんて曲を歌うくらい、今までジミンさんはひとの望むBTSのJIMINを演じてきた。演じてきた、はちょっと言い過ぎかもしれないけど。

デビューしてからずっと、かなり自分を隠してきたと思うんだ。
何色にでもなれるように真っ白であり続ける彼の核はどんな形をしてるんだろうといつも不思議に思ってた。

ジミンさんについては、まだわたしの知らない部分がとんでもない数存在する気がして
これからがすごく楽しみ

BTSの一員としてじゃなく
JIMINとしてどんな作品を、どんな姿を、どんな声を届けてくれるのか。


もう少し僕の生身の姿を見せてもいいんじゃないかと思ったんです。
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わあ、来た。
本人もそのつもりじゃんね。
この人が本気出したときどんなになるかなんて今まで嫌というほど見てきたのに、宣言までされちゃったらお財布咥えながらお手上げするしかないんだよ。


誰かに何かを話したいというより、僕のためにやってみたいです。
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そっか、新しい曲は自分のためにやってくれるんだ。それを待ってたんだよずっと。ただ自分のやりたいようにやって芸術性を保つのは途轍もなく難しいことだと思うけど、今のジミンさんにはそれに挑戦しようと思えるだけのモチベーションとエネルギーがあるんだな。嬉しいな。


OSTの曲なので、もともとやっていなかったことをするよりは、さらっとした姿を盛り込もうと、ものすごくたくさん努力しました。
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ジミンさんの声質はそもそもあまりOST向きではないな、と思う。それが良い悪いではなくて。

テヒョンさんの柔らかくて深みのある声やジンさんの澄んでいて響きの強い声は、バックミュージックとして感情が伝わりやすい気がする。

ジミンさんのそれだけで華やかで特徴的な声は、物語を際立たせるための音楽を作るという場面では、だいぶ扱いにくかったんじゃないかな。

そう思っていたのに、実際公開された曲はジミンさんの柔らかい響きが最大限に生かされた高級シルクみたいな、耳触りが極上に良い曲だった。
さすがジミンさん。はあ〜あ、結婚してくれ。


この方々も絶対、僕たちと会えない時間に感情が冷めることもあり得たのに、見返りなしに待っていてくださったんだと思って、「今まで僕は何をしたんだろう?」と本当にずいぶん思いました。
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見返りなしに待っていたわけではないんだよ。苦しい間もずっと愛を持って一緒にいてくれたでしょう。それだけでじゅうぶんだったんだよ。ジミンさんが罪悪感を抱く必要はどこにもないんだよ。


例えば「Black Swan」ならではの暗いながらもセクシーな感じ、「IDOL」や「Burning Up(FIRE)」で最高のエネルギーを見せたり、あるいはかわいい姿を見せる時、すべて最高値を見せたいですね。
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あるいはかわいい姿を見せる時

あるいは、かわいい姿を、見せる時。

あるいは?かわいい姿を?見せる時?

あるいは、ってどういう意味だっけか

あるいは【或いは】-または。もしくは。…か…か。「東京―京都で開催する」。 「―A―B」の形で 同類の事柄を列挙するのにも使う。あるものは。ある時は。ある場合は。

ふむふむ、同類の事柄を列挙……

セクシーとエネルギッシュとかわいい、なんだジミンさんにとって自分の最高値を見せたいのは。
ステージ上のセクシージミンとオラオラジミンに並ぶんだ、キュートじみん……………そうなんだ、ふぅん……………………



なんにも言いません。


こうだときちっと定義するのは難しいですが、「僕が自分自身に戻るのに、精神的にいつも大きな力になってくれるんだな」、そんな感じをすごく受けました。
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こんなふうに言われてしまったらメンバー冥利に尽きるのでは?
そうか、ジミンさんにとっては「自分自身に戻る」瞬間があるんだ。それはつまりもとの自分自身ではない瞬間があるということか。それこそFilterを纏ったBTSのJIMINだったのかな。

今作業しているという曲には自分自身に戻った状態のジミンさんがいるのかな。きっと今までなかなか見ることのなかったジミンさんなんだろうなあ、楽しみ。

多分これからのジミンさんを見て
ああ、わたしジミンさんのことなんにも知らなかったんだな
って思うんだろう。
そう思うほどに今まで彼が自分を奮い立たせながらFilterに順応するため身を削ってステージに立ってくれていたということに、感謝しなければいけない。

色んな姿を見せてくれてありがとう。
それはもちろんジミンさんのやりたいことでもあっただろうけど
これからはもうちょっとできれば自分のために息をしてほしい。
ストイックなあなたはきっとこれじゃダメだあれじゃダメだって言いながら葛藤しているんだと思うけど
そのままのジミンさんでもう既にたくさん素敵だしたくさん大好きなんだってことは知っておいてほしいといつも思うな。

わたしももう少し、相手を苦しめない愛し方を考えるからさ。


どうか今日も明日も良い夢をみて

どうか今日も明日も、そしてこれからも
ずっと幸せでいてね。

ジミンさんの健康と幸せより大事なものはこの世にひとつもないので。

ジミンさんのことが今までもこれからも変わらずにずっとずっとず〜っと大好きです!!

9年間お疲れさま。10年目もよろしくね。




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