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茨城県筑西市 船玉神社
朝バイトの帰り道。
明日も休みだから少しだけ遠くに行きたい気持ちだった。
Googleマップで見ると、変わったデザインの社殿が印象的だったので、表題の神社に伺うことにいたしました。
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ご覧の通り、皆様がイメージされている社殿とは一風違う佇まいです。斬新なデザインです。
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奉納された様々なアートが目立っています。
それもそのはず。
東日本大震災の被害を受けて
元々あった社殿は倒壊してしまったそうです。
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伺った際、この事情を親切に教えてくださった方がいました。階段奥が元々社殿があった場所で平地になってしまっています。
門で閉ざされた場所は洞窟になっており、その案内してくださった方が子どもの頃に遊んでいたと当時を懐かしむ様子が見られました。
東日本大震災の傷跡で立ち入り禁止になってしまったとのこと。
現在の建築技術だと、こちらの場所での再建は難しく、手前側に移動したとのこと。
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昔は鳥居から元あった社殿の場所まで木立が並ぶ場所だったらしいですが切ってしまったとのこと。今の写真からだと分かりませんが、当時は甚大な被害だったのでしょう。
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一風変わった社殿や、奉納された数々のアートは地元の人の神社を復興したい気持ちの表れだと考えると感慨深く感じられます。
特定の信仰はありませんが、地元の人に温かく育まれる場というのは
昔日の信仰の場に留まらないコミュニティの場としての側面ももつ神社の姿を思い浮かべてしまいそうです。
「社殿の中に入っていただいて、写真を撮っていただいて大丈夫ですよ」とお言葉をいただいたため、ありがたく中へ入らせていただきました。
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中は清潔に保たれていることに先述した復興への心意気を感じられます。
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ちょうど、御朱印帳がなくなったため,購入させていただきました。
可愛らしい御朱印です。
東日本大震災のことを忘れそうになる昨今ですが、こうした爪痕を残すことで後世に語り継がれていくことは意義があることだと思います。
筆者なりに敬意を込めて書かせていただきました。
お読みいただいた方は御朱印や、ちょっと変わった社殿を楽しむ程度でもマナーを守りつつ訪問していただけると喜ばれると思います。
追記
掲載の許可をとりに伺った際に夜はライトアップもされている旨をうかがいました。
また御朱印も宮司さんがいらっしゃる時は直筆していだけるとのことです。
案内してくださった方々、お読みになった方々に最後に感謝の意を込めて。ありがとうございました。