38年ぶりの入院と手術
生まれてから手術入院は3回目
1回目は3歳ころの交通事故
小さすぎてあまり覚えてないけど
トラックの跳ねられて車の下にはいって火傷もあったらしい。
2回目は17歳(高校生のころ)膝の半月板損傷の手術
脊椎麻酔(腰椎麻酔)がびっくりするほど痛かった。
中学高校時代はバレーボール部で怪我の繰り返しでボロボロだった。
この怪我は この先 正座ができないとか肩が後ろに回らないなど、無意識にコンプレックスになっていた。
その25年後にマインドフルネスヨガに出会って克服するんですけどね(笑
3回目が今回の乳がんの一部摘出手術
3月に宣告をされてからすぐに4月1日の手術の日がきまった。
手術や今後の治療にむけたの検査がまた続く・・・
以下の検査を一日のスケジュールでこなしたり。。
〇胸部X線
〇心電図検査
〇肺機能検査
〇血液・尿検査
〇骨シンチ(骨に転移がないかどうかしらべる検査)
〇CT検査
〇外来
〇入院説明
ヘロヘロだぁ。。みんな検診がキライなのよくわかる。
ちょっと意外だったのは
〇歯科検診
抗がん剤治療で免疫がさがったりする際に、虫歯や神経に炎症があるものは痛みが出やすいとのことで、入念にチェック。
ついでも歯のクリーニングも。
これまで 乳がんになったお友達や知り合いの人には、
大変だったね。お大事にね。と差し障りのない言葉を選んできたけれど、
自分がその立場になると、
これだけのたくさんの検査やプロセスを経て覚悟をもって治療に臨んているんだなと。。今更だけど自分毎として実感したよ。
~ 手術の日のこと ~
看護師さんに誘導されて病室から手術室までは歩いて移動。
コロナ感染予防もあって、家族(主人)のお見送りは手術室のエレベーター前まで、私が不安そうにしてたのか?ギューって抱きしめてくれた。
おいおい 看護師さんの前だし(汗
主人は海外出張の空港の見送りや出迎えはいつもこんな感じだったな・・
とか思いながら手術へ向かう。
手術室にはいると主治医の先生やたくさんの人が声をかけてくれて、スリッパを脱いで手術台に横になる。
酸素マスクをつけながら
「全身麻酔であっという間に寝ちゃいますからね~」
という言葉を聞いたあとすぐ。。意識が遠のき
起きたら手術はおわって病室のベットの上だった。
その日の夜はずっと痛み止めの点滴を受けながらよく眠った。
朝 目が覚めると、身体が硬直してる感じで身体が痛い。。
普段、寝ている時に無意識に身体を自由に動かしていることに気づく。
ちょっと緊張して一晩中同じ体勢で横になってたので、腕も肩もガチガチに固まっていた。
点滴をとってもらい 身体を少し動かして やっと開放~。
手術後の傷も順調で、翌日からは歩いたりすこし腕を上げられる。痛みもない
術後は病室でテレビでも見ながらボーっとおとなしくしてるつもりが、テレビは同じコロナニュースの繰り返し・・病院で これを一日中見てたら滅入るよなと改めて感じる。
時には、スマホでSNSやメールチェックしたり簡単な仕事はできてしまうほど元気。
~ 病院のご飯は低カロリーでバランスよく考えられていた ~
普段あまり家で作らない酢の物やお浸し、変わりどころでは 鮭のチャンチャン焼き?とか出てきて、ほぼほぼ満足です。量もちょうどいい。
早速自宅に帰ってからも作ってみたりした。
病室のベットは固いし、夜になるとナースコールや救急車の音やよくわからない緊急的な音がなったりして、、眠れなーい!
入院のストレスも感じ始めたころ、手術後4日目で退院となりました。
やっぱり家はいいね。ベットも枕もカラダに馴染む。
退院した日は7時間眠りました。
4回目 抗がん剤にむけた カテーテルポート手術
これで手術はおわったと思ったら、もう1つ残っていた。
5月から始まる約4ケ月の抗がん剤の点滴治療にむけて、点滴を打つ血管の炎症や消耗を緩和するために腕や胸にポートを埋め込みカテーテルで心臓(静脈)に点滴できるようにする手術。
この手術はオプションで自分で選択できたのだけど、腕に点滴を受け続けることを考えてすることに。
いつも通り病室から手術室までは歩いて。今回は主人は病室からお見送り(笑
今回は腕にポートを埋め込み、心臓までカテーテルを通す手術。
部分麻酔なので、先生や看護師さんの声がぜーんぶ聞こえます(>_<)
痛みはないんだけど。。時々聞こえてくる会話が怖い。。
「時計回りに・・あーそっちじゃなくて反対・・」
「この辺でいいですよね?」
とか・・緊張感のある会話もそうでない会話もリアルに聞こえてきてその声が気になる。
時々 「はやしさん 大丈夫ですかー?」という声も聞こえてくるけど
「はい・・」という蚊の鳴くような声しか出なかった。
~ 手術は無事におわり翌日退院 ~
初回の手術と同様に、外から見ると手術したことは全くわからないし、幸いコロナ感染防止で全てオンラインでの打合せなので、まったく元気な人として翌日からも普通通り働いてました。
~ 人間の身体ってタフだな ~
1ケ月内に2回手術しても、何もなかったかのように日常生活や食事ができる。
これからの治療のこと考えると、ちょっと不安になるけど意外に深刻にならい。
家族もお友達や仕事でご一緒している方々からも色々エールを頂いてほんと気持ちが軽くなります。
同様な病気の家族や友達がいるよ。今は元気でがんばってるよ。とか 早く見つかってよかったよ。早く良くなっておしゃべりしようとか・・SNSのDMで応援してもらったり気にかけてもらったり。どれだけ心が軽く温かくなっただろう。
本当にありがたい。みなさんに感謝。
もし 一人で色々と考えてたら、滅入ってたかもなと思う。
コロナ感染に対する不安もそうだけど、気持ちに飲み込まれるほうが もっと 怖い。
Stayhomeが続きます。この先コロナ禍が収束しても(早く収束することを強く願う)
きっと、私は感染予防のためにStayhomeがさらに続くと思う。
5月から抗がん剤治療が始まりマス。
まだまだやりたいことがたくさんある。
〇たくさんの人に感謝の気持ちをつたえたい。
〇マインドフルネスヨガ もっと大切にしたい。
〇中断してしまったオンラインヨガも再開したい。
〇新事業のアイディアやタスクはたくさんある。
〇会社設立祝いをみんなでやりたい。
〇家の庭に花壇をつくりたい。
〇4月に行く予定だった石垣島(研修で)にも行きたい。(いけるようになったら)
〇家族と5月に行く予定だったホノルル(プライベート)にもまた行きたい。(いけるようになったら)
でも焦らずね。
まずは間の前のことにしっかり向き合っていこうと思うのでした。
では、次回の独り言も気まぐれに綴ります。
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