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  次男においては不登園からのスタート

  


幼稚園を行き渋る次男。
ああ〜あなたもですか・・・。
と思いつつ、流石に二人目になると慣れたもので
動揺はそれほどありませんでした。
まあ、幼稚園に行かなくても
特に問題はなかったので、様子を見る事にしました。

小学校は1年生から3年生まで通学していましたが
4年生の途中から学校に行かなくなりました。
家庭の事情で、転校をしましたが
登校は再開されず現在に至ります。

今は中学3年生になります。
中学はFree登校という言葉が有るか分かりませんが
時間割を見ながら、行きたい時間に出席しています。

次男の特徴は、疲れやすいことと
偏頭痛を起こすことがあって
頭痛専門外来に一度だけ受診して、頓服を使用していました。
というのも、中学1年生の時に受診して以来で
服薬も1年生の時だけでした。

兄弟揃って、学校に行きませんが
親である私から見て、性格も違うし
学校へ行かないことのスタンスもちょっと違います。

彼の生活には、パターンがあります。
自分にとって必要であるかどうか
そして、対価に見合っているかどうかを大切にしています。

お兄ちゃんと違って、彼はフリースクールを見学、体験
しましたが、通うことはありませんでした。
理由は「地域の学校は安い、フリースクールはお金がかかるし
通学に時間がかかる。それだったら、地域の中学に行けるときに
行けばいいよね」というのです。

一時はサッカーが好きで、クラブに所属することもありましたが
ある日、「僕、サッカークラブやめるわ、YouTube見ながら
自分でやりたいだけ練習できるし、お金払ってやらなくても
満足できるからさ」
そう言って、あっさり辞めてしまい
次の日から、朝から晩まで公園で
サッカーボールの壁打ちをしていました。

今に至っては、毎日コツコツとワークをやって
授業に出ていない解らない問題をYouTubeや
ネッ友の大学生に教えてもらっています。
さらには、ゲームの世界でちょっとしたお小遣いを
稼いだりもして、見るからに楽しそうに毎日を送っています。
楽しいだけでなく、自分で稼げることの
喜びや自信が伺えます。

高校進学には、多少の出席日数もテストも考慮されるらしいと
担任から聞いて、中学でのテストは点数にかかわらず
必ず受け、行事に参加し、授業も一日1時間から2時間
ほぼ登校し続けています。
自分の思考と学校との間に、折り合いをつけながら
独自の学習方法を確立してきたのでした。

私は、自分の経験から
きっと、やりたいことが見つかれば
やりたいことができる環境、条件が整えば
社会に出ていくだろうと思っていますが
私の経験からくる想像など狭い世界だな
と思わせてくれるほど彼は私にとってユニークな存在で
どんな人生を創っていくのだろうかと
ワクワクしているのです。


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としみ
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。またの訪問をお待ちしています : )