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459 ホリエモンの「不老不死の研究」は絶対一読必須の名著。
ホリエモンの「テクノロジー系の本」にハズレなし説があります。
「不老不死の研究」はまさにそんな本でした。
一読必須です。
金と頭は健康に使え! 唯一無二の健康本が誕生! ホリエモンが世界最先端の抗加齢医学研究者たちにインタビューし得た知見を公開。糖尿病予防に効く「STLG2阻害薬」等明日から試せる知識がたっぷり。
100歳まで健康であるためには「知ること」が最大の武器です。各種がん、糖尿病などの生活習慣病、精神疾患、アルツハイマー、不妊治療に至るまで、現代の予防医学はテクノロジーの進歩を受け日進月歩で進化を続けています。本書は、ライフワークとして毎月第一線の研究者にインタビューし続けたホリエモンが知見をまとめ、さらに各研究者が一言一句まで内容を精査した、唯一無二の健康医療本です。
<内容例>
・SGLT2阻害薬で腎臓・心臓を守れ
・サイバニクスで百歳まで歩く
・毎年1回うんち検査で大腸がん予防
・テストステロン補充で若返れ
・がん新薬「ADC」の革命
・夢のアルツハイマー薬「アデュカヌマブ」
・究極の予防医療「人工冬眠」 …etc.
オンラインサロンやメルマガという形ではなく、書籍という形だとAmazonや書店経由で届きやすいですね。
読んでみました。普段の自己啓発的なのではなく最先端の研究知見を取材した有用な一冊でした。
以下、箇条書きで、重要な部分のみを。
・「100歳」になっても健康で過ごせるのかどうか。
・ミトコンドリア長寿法
・「1日・10分でいいから体を動かすこと」が大事。100歳の健康を本気で実現できる。
・ナトリウム・グルコース共諭送体
・悪い臓器排ガス
・心拍数的には、人間の寿命はネズミより長い30年だそうです。
ただし、医療技術によって、人間は寿命を伸ばし続けています。
・ハダカデバネズミのゲノム解析でわかったネズミの寿命
ハダカデバネズミは3・40年、チョウザメは、と長生きする。
最も長生きしたウサギは88年という伝説がある。
ここでの感想。
人間の本質は、心、つまり脳だと思われてきましたが、
臓器や身体、血液、遺伝子といった総合的な身体拡張部分のことなのかも。
AIがもっと汎用化が進めば、むしろ人の個性は「健康」に宿るようになっていくし、「長寿」という概念自体も変わるのかも。
・テロメア、アポトーシスと細胞老化
・経営者も毎日「健康会食」をするために、大事なこと
・タバコは絶対に禁止、たとえ「お酒のメーカーの社長」が相手であっても、一晩で飲む分量を決める。あと適度な運動である。
「何もしない」よりも「10分」でいいから近所を散歩したり、腹筋背筋をするだけでも全然体は違う。自分自身、ダメだった時は、運動をしていなかった運動不足の時期である。
・山海嘉之教授のサイバニクス
山海教授はサイバーダインというベンチャーを立ち上げた。
「サイバネティクス」「インフォマティクス」を組み合わせた新しい学問。
・ここの感想
AIは早急な解決よりも、長期的な「早期予防・未然防止」に向いており、世界最大の少子高齢化かつ「医療費」の高騰が続くであろう日本にとって希望の星でありつづけます。
しかし、現実的に学校教育や医療体制は、前年度を踏まえるものとなっており、大事なことは民間企業ベースでイノベーションを起こし、規制産業を変えていくことにあるのです。
例えば、仮に患者が「深夜時間帯」に相談したくても、便利なコンビニのような夜間医療サービスは現状、日本の医療ではなく、緊急診療になってしまいます。
ヘルスケアデータを使ったAIを使って未然に予防措置やステップ1を経過させることができます。
「カウンセリング」はAIにとって得意技です。
「人間に対して」喋りたくないこと、生理痛や生理不順はたとえ女医さんであっても、嫌な人は多いでしょう。
AIによって前もって事前臨床段階をクリアしておくことでハードルが低くなるのではないかと思う。「黒電話」や「ガラケー」時代がない発展途上国の方がイノベーションは早く、今の中国やベトナム、アフリカがそんな感じです。
いきなり初の携帯電話やパソコンがスマートフォンだったりすることも多く、フィンテックアプリやヘルスケアアプリを使えます。
・櫻井武教授
「オレキシン」というペプチドを発見した櫻井教授。
ディカプリオ主演のNetflixドントルックアップ。
人工冬眠は決してSFではありません。
・渡部正峯准教授
・SF作家グレッグ・イーガンのSF小説「順列都市」の世界観が現実
・「フレイル」を予防するために
フレイルという「虚弱」を意味する言葉がある。これらは、生活習慣病の原因でもある。
この「フレイル」予防のためには、「ゲーミフィケーション」が鍵となるかもしれない。
とくに田舎では「車が一人一台」で、運動不足は深刻な問題でもある。
HIUでは、「謎解きロゲイニング」などをやっている。
・BMI・ブレインマシーン・インターフェイスへの投資はイーロンマスクも及び腰。1兆円ぐらい投資しなくてどうする。
・期待の「ADC」
ラジオアイソトープ
・「毎年うんち検査」で大腸がん予防になる。これは本当に必要になってくる。
・HPVワクチンも無料で摂取できたのだが、キャンペーンをされてしまったため、受けられなかった人が多数いた。
感想・・・
ホリエモンの技術論はやっぱり面白い。ヘルスケアもサイエンスの中では
ニーズが高く、テクノロジーでガラッと変わっていく部分。
もしも市川猿之助さんが戻ってきたら・・・・
ホリエモン・スーパーAI歌舞伎&AIオペラ「テレビ局を買えなかった男」
シェイクスピアと歌麿の喜劇を元に、ホリエモンオペラ・スーパーAI歌舞伎を作ってみました。2004年のライブドア事件とかぶらせて、歌舞伎化させてみて、「AI俳優陣」で企画してほしい。
堀江さんと歌舞伎は案外相性がいいと思います。
ぜひとも読んでみてください。
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