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ゴールは「書いて、しあわせになる」。

私の屋号は、「京都くらしの編集室」といいます。この屋号が生まれるまでには、実に10年もかかっています。

なので、フリーライターになってから10年は屋号がなく、確定申告の書類も単に名前を書くだけで提出していました(屋号を書く欄があるのです)。

自分の名前以外に、きちんと屋号をつけて活動している人を「いいなぁ」と羨ましく思っていたのですが、私は「●●●事務所」とかそんな感じでもないし、全くな〜〜〜んにも浮かばなくて10年。

でも10年くらいライターをしてきたあるとき、私は「自分の暮らしも編集してるんだよな」と気付いたときがありました。そこから暮らしは編集できるというのと、京都で活動しているのを掛け合わせて、「京都くらしの編集室」となったのでした。

「くらし」が平仮名なのは、「京都暮らし」と書くと「きょうとぐらし」と読んでしまうので、イメージ的には、「京都、くらしの編集室」と発音してもらいたくて、平仮名にしてみました。

屋号ができると、なんかものすごーーーくスッキリして、自分の中に一つの確固たる軸ができたような気がしました。もやもやしたものを言語化できるって、本当にすごいことだなと思ったのです。

たとえば、自分の体に何か不調があったとして。

お腹が激しく痛かったとしたら、ただそれだけだともしかしてガンなの?なんなの?と漠然としていて不安が募るけれど、食べ過ぎで胃痛なのか、はたまた便秘なのか、お医者さんに見てもらって判明するだけでちょっと安心するというか。

そんな感じ。

よく分からないものに名前がつくと(言語されると)、安心するし、次にすべきことも明確になる。


最近、私の活動のテーマも定まってきて「書いて、しあわせになる」という言葉が出てきました。


2020年から主宰している「京都ライター塾」は、「書くを仕事にする」を目標にしています。けれど、ライターになれても消耗していた時期が長かった私は、ライターになって、かつしあわせにならないとダメだなと考えるようになりました。

そのため、京都ライター塾では、「自分にとってのしあわせ」について考えてもらうワークがあります。しあわせになるための手段としてライターになるのであって、ライターになるのが目的でもないし、ゴールでもない。

この数年は、書いて稼ぐにしても、別にライターにならなくても、書くことから派生して、いろんなやり方で稼げることが分かってきたので、最終的に「書いて、しあわせになる」が、私のやりたいことだという思いが強くなってきました(なので、しあわせになれるなら、ライターにならなくてもいいのです)。

最近はこれが一番伝えたいことだなと思って、「書いて、しあわせになる」をテーマに掲げています。

「書いて、しあわせになる」が最終的なゴールで、その過程に書くを仕事にする、

「書いて、はたらく」=京都ライター塾
「書いて、くらす」=オンラインサロン

があるのだなと、こないだこれも言語化できました。

とにかく私は、私自身が書いてしあわせになりたいし、書きたい人がいれば、私がやってうまくいった方法を伝えて、それでみんなでしあわせになれたらいいなと思っている、らしいです。

さて、自分らしい自分を全開に表現し、大好きな仲間やファンと出会う働き方「自己表現ワーカー」となるためのサポートをしている、たみみこと、碇たみ子さん。

たみみさんのラジオ「世界観ファクトリー」でゲスト出演した、4回目が公開されています。

たみみさんも今年、自身が長く取り組んできた活動が「自己表現ワーカー」を育てることだと言語化できたそうで、このワード、私すごくいいなと思ったんです。

そこで、この言葉はどうやって出てきたのか、生まれた背景についてお話を聞かせてもらいました。

※この記事は、過去に配信したメルマガを元に編集、投稿しています。

今週の土曜日、ライター仲間のなつみとさんが主催する「東京ワンデイレッスン」!私もゲスト講師として、1レッスン担当させてもらいます。

満席→キャンセル待ちとなっていましたが、増席しています!

増席した分も残りわずかとなっているので、気になっている方はぜひこの機会に。

ライター体験ワンデイレッスンは、残3席!

追加チケットは、キャンセル待ちしていなかった人も申し込めるので、ぜひご参加ください。

※受講生限定の特典を用意しています。
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京都在住エッセイスト・ライター、ときどき大学講師 江角悠子
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