鈍亀の如く。 2020.9.14
そろそろ6年目に入る。ジョギングの話だ。まさかこんなに続くとは思わなかった。走るのは、登山と同じくらい嫌いなのに、登山はここのえ低山部をずっとやっているし、ジョギングはこんなことになっているのである。人生は楽しく哀しく、ときに不可思議だ。
散歩は毎日しているが、それだけではやはり衰える。ジムに通った時期もあるが、もっとシンプルで継続が可能なスタイルを探していた。理屈で突きつめて行くと、どう転んでも下半身と心肺機能の強化が必須になる。逃げようにも代案は見出せなかった。背中を押したのは、スロージョギングの提唱者である故田中宏暁、福岡大学教授との出会いだった。
いただいた本「Born to Run」も面白過ぎた。還暦目前だったが、少しずつ走り始め、徐々に距離も伸びた。今は、真夏は鮎釣りに集中するのと猛暑故に3kmにとどまるが、それ以外の季節では5kmが普通になった。体重が少し落ちて、体力は明らかにアップした。年齢的にもはや劇的な向上はないだろうが、これからもぼちぼち続けていこうと思っている。