【大人のピアノ】暗譜の効果
発表会のために、暗譜に勤しんでいます。
ベートーヴェンソナタ 第8番「悲愴」第一楽章
子供時代、暗譜に困ったことはありませんでした。
ある程度曲が仕上がると同時に、身体が勝手に憶えてくれる。
(そして、驚くことに、いくつかは現在も記憶しています。)
そのつもりで、今回も気軽にやろうとしたら・・・
どうもうまく行きません。
憶えたと思ったのに、急に和音がわからなくなる。
なんで~?
こんな調子では、当日、緊張して何もわからなくなり演奏ストップ。そして復帰できない・・・・となりそうです。
またまたいろいろな動画を検索。
マッスル記憶とブレイン記憶、両方やらなければならないことを知りました。
ということで、身体だけに頼らず、音符を歌いながら憶えたり、途中から弾くということをやってみたり。
少しは、ましになったような気がしています。
暗譜で何度も弾いているうちに、曲の味わい方が変わってきました。
この和音、何て素敵なんだろう・・・・
このフレーズ、最高!
何という意外な展開!ベートーヴェン、天才!
こんなことを心の中でつぶやいています。
暗譜して弾くことで、曲にも表現にも集中ができるものですね。
これからも、課題曲については、できる限り暗譜で仕上げることを目指そうと思います。レパートリーも増えるし!
そして、まずは、発表会で無事弾き終えられることを日々祈るばかりです。