菊池洋子さん 繊細な演奏を堪能 2024/05/11
成城学園の中にある澤柳記念講堂で開かれた、菊池洋子さんのリサイタルに行きました。成城学園前駅はたまに降りますが、成城学園に入ったのは初めて。緑あふれる素敵なキャンパスですね。
菊池洋子さんは、モーツァルト国際コンクールに日本人初優勝者。国内外で活躍されています。
繊細な演奏とニューヨークスタインウェイの響きに心奪われました。
曲目は
ドビュッシー:月の光
バッハ:イタリア協奏曲 BWV971
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
モーツァルト:ソナタ ニ長調 K.311
ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57
ショパン:ピアノソナタ第3番 ロ短調 Op.58
<アンコール>
ショパン:ノクターン「遺作」
ショパン:子犬のワルツ
シューマン:子守歌
バッハ:ゴルトベルク変奏曲よりアリア
作曲家ごとに弾き方が全然違う。
今ドビュッシーチャレンジ中の私、月の光のタッチの美しさ、手首や腕の使い方、ガン見していました。
そして、菊池さんのバッハ、素敵だなー!と。コロナ禍中にコルトベルク変奏曲に取り組まれたそうですが、思いが伝わってきました。
モーツァルトはのびのび。ショパンは雄大さを感じました。
菊池さんの奏法、今ついている先生のものととても似ています。機会があったらコンサートなど行ってみたいです。
ちなみに、8月には「コルトベルク変奏曲」のリサイタルがある模様。
予定が入ってしまっているので行けないのですが、CDは聴こうと思います。
https://freudemedia.com/feature/kikuchiyokobachgoldberg
菊池さんがドビュッシーの最初の一音を弾こうと集中された瞬間に、どなたかの携帯と鈴が鳴りました。なんでその瞬間に鳴るの~!? コンサートの時は、携帯オフにしましょうね😂
そして、お隣の席のおじさまが最初から寝る体勢。寝るのは別によいのですが、いびきに近い強力な寝息&こちらへの寄りかかっていらっしゃる💦さすがに耐えきれず、失礼とは思いましたが、後半はスタッフの方にお願いして席を移動させていただきました。
今回のコンサートは、お付き合いで来られていたご様子の方も多く見受けられましたし、地域的なお誘いなどもあったのかもしれません。いつものクラシックコンサートとは趣が異なっていました。