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ブルース・リウ/アラン・アルティノグル with フランクフルト放送交響楽団 2024/10/15

久しぶりの生ブルース。
前回は、こちらでした。

この時は大きな感動を覚えました。

今回は、チケットは取っていなかったのですが、何と、お仕事仲間のMさんからのご招待!さほど自覚はないのですが、何かお役に立てたことがあったらしいのです。有り難くお伺いすることにしました。

まずは、ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」
フランクフルト放送交響楽団、音が柔らかい~。
SNSでは、「室内楽みたい」という評がありましたが、その表現がピッタリだと思いました。
ブルースのピアノ。FAZIOLIで奏でられる繊細でキラキラ輝くような音。
今回は表情がよく見える席だったのですが、あまり乗っている感じはしませんでした。ミスタッチかな?というところもあって、もしかしたらお疲れだったのかもしれませんが、それでもやはりブルースでした!

アンコールは「幻想即興曲」。
前日に樋田多恵子さんに続き、2日連続の幻想即興曲です。
絶品でした。繊細な調速からスタートしましたが、繰り返しのメロディは全て違う表現。先生に「繰り返しの時は別なことをやってね!」とよく言われるのですが、こういう風に曲を創っていくんだなあ・・・・と、感動しました。

後半はマーラー 交響曲第5番。
マーラー、特別好きではないのですが、5番は違います。
第4楽章のアダージオを聴くと、必ず涙腺が刺激されます。
ダーンという強烈なマーラーではありませんでした。柔らかいマーラーはとても心地よく、アダージオは美しく、心から癒やされました。

ブルース・リウは新たなアルバムを出しています。
会場でも売られていました。
Apple Classic では、11月1日から配信です。 
聴くのが楽しみです!


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