45年ぶり(?)のピアノレッスン④~「老後とピアノ」に刺激され
これまでの経緯 ①~③
2023年の目標
以前からクラシック、特にピアノ関係のコンサートにはよく行っていました。2021年のショパンコンクール以降加速。毎月、サントリーホール、オペラシティ、東京藝術劇場、紀尾井ホールと、通うようになりました。e+やチケットぴあから、よいタイミングでお知らせが来るので、つい・・・・。
そのうち、「あんな綺麗な音を出せるようになりたい」という思いも生まれてきました。
新年には今年の目標設定をします。
毎年持ち越しになっている「ピアノ復活」。今年こそ手を着けようと思い始めました。60歳を超えていて、あと何年元気でいられるかわかりません。ラストチャンスです。
ピアノのレッスンを受けたいと思い始めました。
レッスンを受けられるレベルまで戻す
コロナ禍において、楽器を始める方が増えました。
ピアノも同様のようです。
「大人のピアノ」と検索すると、多くの教室がヒット。
しかし、今のレベルでは、レッスン受けたところで意味がありません。
全く初めてピアノを弾く人であれば、弾き方や音符の読み方を教えて貰えばよいのですが、そういうわけではありません。
はっきり言って、現状の課題はわかっています。
であれば、まずは、レッスンを受けられるレベルに戻す、が目標となりました。
あと、久し振りにレッスンを受けるのが、ちょっと怖かったのもあります。
自分のピアノがどう評価されるのか・・・。
「老後とピアノ」に衝撃を受ける
そんなとき、この本に出会ってしまいました!
「老後とピアノ」
稲垣えみ子さんの本はこれまで何冊か読んできました。シンプルな生き方がとても素敵な方です。
子供の頃、少しピアノを習ったことがある復活組。
「月刊ショパン」の企画だったようですが、ピアニストの米津真浩さんのレッスンを受けるというもの。
面白くて面白くて一気読みしました。
稲垣さんの憧れの曲、ベートーヴェンソナタ悲愴の第二楽章の楽譜と出会った時の記載など、大笑いです。
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右手のメロディーはわかります。左手の伴奏もわかる。しかし・・・その真ん中に、なんか別のメロディーが書いてあるじゃないですか!
これって・・・誰が弾くの?っていうか、たぶん私ですよね。でも手は2本しかない。つまりは右手と左手のどちらかが担当しなきゃいけないってことである・・・と、じっと手を見る。
どちらの手も「オレじゃねーよ」と、ブンブン首を振っております。
(「老後とピアノ」87ページより引用)
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https://youtu.be/Wsoodf3CBks?si=eK2GuA6bJsGuKpeV
本によると、稲垣さん、かなり努力されています。何かを成し遂げる人に共通しているこだわりですね。朝晩2時間ずつ・・腱鞘炎になってもやる。
この本によってひとつの思い込みがはずれました。
ピアノレッスンは週1回ばかりではない!
高校生の頃まで、毎週1回レッスンを受けていました。「ピアノは週1回レッスンを受けなければならない」と思い込んでいたのでした。
現状そのスケジュールでは絶対無理。隔週でもつらい。
稲垣さんのように、月1のレッスンがいいなあ・・・と、まず米津真浩さんのサイトを検索。とても素敵なピアニストで、大人向けレッスンもやっていらっしゃる模様。
しかしながら、イケメンすぎます・・・・💦
無用な緊張が発生しそうなため、候補から外すことにしました。
「レッスンを受けよう」という気持ちになり、コツコツ継続的な練習を始めたところ、驚愕の現実に直面します。