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悪口を言ってはダメだ
悪口を言ってはダメだ、なぜかというと悪口にアートを消費してしまうから
アートはガソリンに似てる、そのガソリンがあれば僕らは好きなところに行けるのに、嫌いな奴の家に何度も通うのにガソリンを使うようなものだ
悪口は脳に回路をつくってしまう、同じような悪口ばっかり言ってると、どんどんその回路が強化される、すると思考はいつもその回路をめぐってしまうようになる、そうこうしてる内にガソリンがなくなってしまう
脳には新しい回路をつくらないとだめだ、同じ回路を辿る必要なんてないし、その回路の先に答えなんてあったためしがない
僕が思う思考することの答えは、新しい回路を作ることにある、何度も同じ道を通ってその先に道をつないでいくことは、思考の正しい在り方じゃないと思う、そんなやり方は身体のスペックと一致しない
身体はいつも新しい空気を吸い、新しい食物を通過させる、代謝してる、同じようで同じじゃない繰り返しをしてる、子供は大きくなっていく、大人は多様化するべきだ、細胞が泡立つように
色々な悪口は似ている、悪口を言う人たちは似ている、同じ道を歩き、さらに轍を深くしていく、その答えはいつもその道にはない、違うチャンネルにある
違うチャンネルはいつも、怒りを忘れさせてくれる、違う本を読む、集中できる何か別のものを手に取る、そこで一旦休憩する
集中が自分の中に戻ってくると同時に、怒りのレイヤーは少し奥の方にあるはずだ、まだ消えはしないけど奥の方へ行くのを感じるはずだ
そんな感じでチャンネルを上書きしていく、集中できることを見つけて、集中力が戻ったら深呼吸をする、カフェや堤防やボイラー室や便所で、一息つく、何もないところで何もないことが楽しめる頃には、怒りはレイヤーの奥の方へ引っ込んで、遠くでワーワーいってるだけだ
それでいい、別の道を探し、別の道を作ることだ、せっせと脳内に別の回路を模索して、誰も考えたこともないことを考えるために、考えてみよう