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幸水はどんな梨?
幸水とは、日本梨の人気品種で「豊水」、「新水」と共に「梨の三水」と呼ばれています。
また、梨には多くの品種が存在していて、幸水はその中でも生産量トップを誇る、日本一人気の梨です。
まずは、幸水の特徴や主な産地などについて見ていてご説明いたします。
■特徴
幸水は梨の中でも赤梨という種類に分類される品種で、皮の表面には赤梨特有のつぶつぶ模様が多く見られます。
赤梨は、熟すと茶褐色に染まるのが特徴ですが、幸水は黄緑色っぽく染まります。
また、幸水の味わいは、甘さの中に程よい酸味も感じられ、梨らしい爽やかな風味を感じられるのが特徴です。
果汁もたっぷり含まれており、残暑の季節に嬉しい、みずみずしい食感も楽しめますよ。
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■主な産地
幸水は全国各地で盛んに栽培されており、産地は北から南まで広範囲に及びます。幸水の主な産地とシェア率は、以下の通りです。
千葉県 23.14%
茨城県 11.18%
福島県 6.95%
栃木県 6.9%
埼玉県 6.21%
幸水の生産量1位は千葉県で、全国シェアのうち約23%を占めています。次いで2位は茨城県で、全国シェアは約11%となっています。
このように、幸水は主に関東で栽培されています。また、南側では福岡県や佐賀県などの九州地方、北側では新潟県や富山県などの北陸地方が主な産地となっています。
■旬の時期
幸水は梨の中でも早生で、比較的早い時期から出回りはじめます。
特にハウスものは、早ければ7月上旬頃からスーパーなどでも見かけます。最も出盛りの旬の時期は、8月上旬から中旬にかけて。
幸水は収穫時期が短く、露地ものはあまり長い期間出回りません。
ただ、北の産地ほど収穫時期が遅い傾向にあるため、主に関東圏では産地を変えながら、9月頃までは購入できる場合もあります。
同じく人気品種の「豊水」と比べ、大きさや果肉の柔らかさでは劣るます。
但し、シャキシャキとした心地よい歯ごたえがあり、口いっぱいに広がる甘いジュースは、梨の醍醐味ともいえる魅力です。
つまり、幸水の持つ最も大きな特徴は「梨らしさ」であり、多くの人が思い浮かべる梨の美味しさを最大限に感じられる品種といえます。
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参照元: 「JA新潟かがやき」Webサイト
以上