プロ直伝/ 美味しいかき氷の作る方法
日々、暑さがきつくなってきました。体が涼しさを求めているような感じさえします。こんな日は美味しいかき氷が恋しくなります。
そこで、今回は、かき氷専門店のような「ふわっふわ」のかき氷を作る方法をご紹介いたいと思います。
〈目次〉
1.かき氷機は「かたまり氷」タイプを使用
2.削る前のこだわりとひと手間が大切です
① 「軟水のミネラルウォーター」を使う
②タオルを製氷カップに巻き、凍らせる
3.器とシロップを冷やしておく
4.氷はすぐに削らず、少し置いて表面を溶かす
5.氷をセットして削る。前半は、器を回しながら
6.後半は、中央に氷を落とす。器は動かさない
7. スプーンを使ってシロップをまんべんなくかける
1.かき氷機は「かたまり氷」タイプを使用
一般のかき氷専門店では、専用の製氷カップが付いている手動タイプのかき氷機を使います。ふわっとしたのかき氷を作るには、この氷機を使用することが多いです。
2.削る前のこだわりとひと手間が大切です
① 「軟水のミネラルウォーター」を使う
氷に使う水は「軟水のミネラルウォーター」がおすすめです。塩素などの不純物を含んだ水で氷を作ると、じゃりじゃりした食感になってしまいます。
②タオルを製氷カップに巻き、凍らせる
乾いたタオルを製氷カップに巻きつけます。全体を覆うようにしっかり包んで冷凍します。
タオルで包むことで、氷がゆっくり凍ります。これによって透明度の高い氷を作ることができ、削った時により「ふわふわ」になります。
3.器とシロップを冷やしておく
削った氷は溶けやすいので、器との温度差があると溶けてしまいます。器は冷凍庫に、シロップは冷蔵庫に入れ、必ず冷やしておくことがポイントです。
4.氷はすぐに削らず、少し置いて表面を溶かす
氷は容器から取り出して常温に置き、表面が濡れてくるまで溶かします。氷を持ったときに水がぽたぽた滴るくらいがベストです。
冷凍庫から取り出したばかりの氷は表面がかたく、なめらかに削ることができません。氷は必ず少し溶かしてから使いことが肝心です。
5.氷をセットして削る。前半は、器を回しながら
器のふちに氷が落ちるように、少し削っては器を回し、少し削っては器を回し、器の壁面に2~3㎝の氷の土手を作ります。ふわふわの氷は溶けやすいので手で触れないようにします。
6.後半は、中央に氷を落とす。器は動かさない
器の中心を氷の出る口の真下に置き、中央部に氷を落とすように削ります。
氷の土手を作ることで崩れにくくなり、高さのあるかき氷ができます。写真のようなこんもりとした山型が理想です。
7.スプーンを使ってシロップをまんべんなくかける
スプーンを使って手早くシロップをかけます。
シロップのかけすぎはふわふわ感を損なうのでNG。スプーンを動かしながら少しずつかけましょう。
8.ふわっふわのかき氷が完成
まるで専門店のようなふわふわかき氷ができあがります。口に含むとすっと消えていく口どけの良さは感動ものです。
参照元: 「ほほえみごはん」Webサイト
以上