西遊記(ドラマ)のあらすじ・登場人物について
〈目次〉
1.はじめに
2.西遊記パート1
(1)西遊記パート1のキャスト
(2)あらすじ
3.西遊記パート2
(1)西遊記パート2のキャスト
(2)あらすじ
4.最後に
1.はじめに
西遊記(ドラマ)は日本テレビと国際放映(※)により制作されました。
※国際放映: 東宝の子会社で、阪急阪神東宝グループの一社。
1978年からパート1の26話が放送されたのですが、 その好評を受けて1979年にパート2が制作されました。
この西遊記(ドラマ)は、16世紀の明の時代に作成された小説を題材にしています。
この西遊記は日本国内のみならず、海外でも何度も再放送が行われて、 オーストラリアなどの英語圏でも「MONKEY」というタイトルで知られています。
また、イギリスでは英語版のDVDも発売されています。
2.西遊記パート1
放送期間:1978年10月1日 - 1979年4月1日
オープニングテーマ:『Monkey Magic』
エンディングテーマ:『ガンダーラ』
平均視聴率は約19.5%
最高視聴率は最終回の27.4%
(1)西遊記パート1のキャスト
孫悟空 - 堺正章
三蔵法師 - 夏目雅子
猪八戒 - 西田敏行
沙悟浄 - 岸部シロー
天帝 - 井上孝雄
観世音菩薩 - 勝呂誉
釈迦如来 - 高峰三枝子
太宗皇帝 - 中村敦夫
ナレーター - 芥川隆行
(2)あらすじ
孫悟空という猿が石から生まれたという、彼の生い立ちからスタートします。
天界から孫悟空が追放されてから500年が経った頃、 沙悟浄、猪八戒、三蔵法師らに出会い、天竺へ向けての取経の旅をするというストーリーです。
旅の途中に様々な困難に出会いながらも、それを乗り越えていきます。
短気な一方で優しく人情のある悟空。
仏の道を信じて仏門に入った三蔵法師。
飄々とした雰囲気がある沙悟浄。
愛嬌のあって、女性にめっぽう弱い八戒。
このような個性的なキャラクターが見どころでした。
本来は、三蔵法師は男性として描かれていたのですが、それを女性である夏目雅子が演じる事で、 高貴な雰囲気がする三蔵法師の演出に成功しました。
クライマックスの最終回は「到着したのはニセ天竺だった」ということになっており、 再び天竺へ向けての旅路につくというところで終わりました。
3.西遊記パート2
放送期間:1979年11月11日-1980年5月4日
オープニングテーマ:『Monkey Magic』
エンディングテーマ:『Holy & Bright』)
挿入歌:『THANK YOU, BABY』(ゴダイゴ)、『SONGOKU』(堺正章)
平均視聴率16.5%
最高視聴率は第13話の21.1%
(1)西遊記パート2のキャスト
三蔵法師 - 夏目雅子
孫悟空 - 堺正章
猪八戒 - 左とん平
沙悟浄 - 岸部シロー
玉竜 - 藤村俊二
釈迦如来 - 高峰三枝子
ナレーター - 芥川隆行
(2)あらすじ
西遊記のパート1が想像を絶する大好評であったために、 『西遊記II』は約半年後に始まった続編となっています。
基本的にはパート1と同様でありながら、猪八戒役を演じた西田敏行が降板して、 新しく左とん平が演じることになりました。
三蔵法師の愛馬である竜の化身玉竜役には、 藤村俊二という新しいレギュラーが加わりました。
前作と比較すると、かなりバラエティーに富んだ内容となっていてます。
敵の妖怪がかなり大きくなったりと、特撮色が強まりました。
またらパート2では、原作の『西遊記』には登場しない妖怪が出てくるなど、 多くの原作にはない要素が取り入れられています。『平妖伝』や日本の映画や童謡などのモチーフが増えました。
最終回で天竺への到着はせずに、ナレーションも続編を思わせるような言葉で締めくくっています。
※ただ、パート3は制作されませんでした。
3.さいごに
西遊記は素晴らしいドラマでした。
日本国内だけでなく、国際的にも人気のあるドラマというのが凄いです。
夏目雅子が早くこの世を去ってしまったのは残念ですが、 後世に語り継がれる素晴らしい作品を残してくれました。
昭和時代を象徴する、心に残るドラマの一つだと思います。
参照元: 「食、環境、健康」Webサイト
以上
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