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サクッと豆知識/ 「大気」・「大気圧」・「大気圏」について
私たちの地球のまわりには「大気」があり、窒素が8割、酸素が2割でできています。
私たちはふだん、この大気の重さを感じることはありませんが、大気にも重さがあります。
地面にどれだけの大気の重さがかかっているかを、圧力で考えたものが、天気予報で耳にする「大気圧(気圧)」です。
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私たちは、「大気圏」の中にいるので、どのくらいの分量の大気が地表面に積もっているか、感じることはできません。
登山をすると、次第に気圧が下がっていきます。高いところに行けば行くほど、上に積もっている大気が少なくなるからです。
つまり、大気圧は高さとともに減少していきます。高度100 kmまで上昇すると、気圧は地表面の百万分の1ほどになり、科学者はそこを大気圏の限界と考えています。
大気圏の厚さは、ほぼ100 km です(図1)。
参照元: 「公益財団法人 日本科学協会」Webサイト
以上