私の好きなベーシスト
最近すこーし音楽が聴けるようになってきました。
一時はもうリズムがうっとうしくって恐ろしく感じるくらいだったのですが、最近は時々You tubeでポツリポツリと音楽を聴くくらいはできるようになってきました。
私はギターをちょびっとだけ弾いていたことがあり、ベースは持ったことはありますが、弾いたことはありません。
ですが、好きなベーシストはいます。4人。
順番はつけられないし、正確に言うと1曲しか知らないけど大好きなベーシストが2人含まれています。
まず一人目。
ジャック・ブルース
あのエリック・クラプトンが在籍していたクリームのベーシストです。
私は彼のプレイを聴くまでベーシストをプレイヤーとして意識したことがありませんでした。
なんんかベースってボンボンと低音を響かせるだけで、ギタリストの華やかさの陰でプレイするというようなイメージがあったからです。
そのイメージを払拭したのがジャック・ブルースでした。
なんていうんでしょう、一言でいうとそれまで聞いてたベースプレイヤーに比べると音の数が多くて饒舌、かつメロディアス。
ボンボンと低温を響かせるどころかメロディーを感じさせる初めてのベーシストでした。
クリームで好きな曲はいっぱいありますが、ジャック・ブルースを私の記憶にとどめた最初の曲は「政治家」でした。
ミック・カーン
美しきデヴィッド・シルヴィアンとともに有名なJapanのベーシストです。
彼もやっぱり音の数が多いベーシストなのですが、もうそのフレージングは独特で、彼にかなうものはいないでしょう。と私が勝手に思っているだけ。
デヴィッド・ボウイの最初の奥さんだった人が詩を朗読して、そのバックでミックがベースを弾くというパフォーマンスをYou tubeで見たことがありますが、これがまた独特。他の楽器が鳴っていないだけ、彼のベースプレイが堪能できます。
ジャコ・パストリアス
昔友達が、ジャコ・パストリアスがディレイを使って、一人で2人、3人でプレイしているじゃないか?と思わせるビデオを見せてくれたことがあって、もうしびれました。そしてその映像をYou tube で何度も捜索したのですが、未だ見つからず。
あの映像は衝撃的でした。
知っている方いらしたら教えてください!
そしてJapanのデヴィッド・シルヴィアンが日本に来た時にラジオ出演し、その際にジョニー・ミッチェルの”Talk to me"という曲を紹介したのですが、その曲のベースがジャコ・パストリアス。ジョニー・ミッチェルのボーカルに合わせて、ベースが歌っておりまする。
私は正直言ってジャコの曲は”Talk to me"しか知りません。ウェザーリポートの曲も一曲も知りません。
が、すごいベーシストなんだろうなということは感じます。
ミック・カーンも影響受けてるんではないか?と思ったり。
ジョー・ハバード
たぶんこのベーシストを知っている人は日本人でもごくわずかだと思います。You tube では教則の動画かなり出てますが。
実をいうとこの方の曲も1曲しか知りません。
大好きだったゲイリー・ニューマンの”Warriors"という曲。
曲の途中で突然ベースの速弾き(?)みたいなフレーズがサラッと聞こえてくるのですが、そのフレーズが忘れられず、去年だったかネットで調べて、あーこの人だったのか!と初めて顔を知りました。
この方のベースも多分饒舌。歌ってるようなしゃべっているようなフレーシングです。って一曲しか知らないのですが。
もう一人
もう一人、好きなわけではないのですが、アートオブノイズのプロデューサーだった、名前忘れました。
まぁその人のライブを見たのですが、なんだか厚底のメガネかけてさらっとアートオブノイズの曲弾いててなかなかカッコよかったです。
あ、思い出した、トレバー・ホーンだ。
ジャック・ブルースもミック・カーンもジャコ・パストリアスもみーんなもう亡くなってしまっており、ミックカーンは2011年に亡くなったということを去年初めて知りました。
世界で一番有名なベーシストってポールマッカートニーだと思うのですが、ビートルズの曲でベースラインが思い浮かぶ曲って、なぜか一曲もないです。
なぜだろう?ポールのベースプレイヤーとしての良さを私は見落としているのではなかろうか?
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