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視覚障がい者向け総合イベント「サイトワールド 2024」に出展しました!

みなさん、こんにちは!視覚障がい者歩行支援アプリ「Eye Navi」note編集部です。

Eye Naviはサービスをより広く知っていただき、スマホに慣れていない方でも利用してもらえるよう、全国各地の展示会や体験会に積極的に参加しています。

2024年11月には、数ある展示会の中でも、特に大規模な視覚障がい者向け総合イベント「サイトワールド 2024」に出展しました!今回は展示の様子をレポートします。

視覚障がい者向け総合イベント「サイトワールド 」とは?

サイトワールドは、視覚障がい者のための日本最大の総合イベントです。毎年秋に東京で開催され、全国から視覚障がい者支援関連企業が一堂に会します。

会場には、点字ディスプレイや音声読み上げソフトウェア、拡大読書器など、最新の支援機器や製品が並び、新製品の体験コーナーや生活・就労に関する相談コーナー、各種セミナーも用意されています。

このイベントは、最新技術の紹介に加えて、当事者と支援者が交流できる場としての役割も担っています。会場はバリアフリー設計で、点字案内や音声ガイドも充実。

視覚障がい者が安心して参加できる環境のもと、当事者やその家族、福祉施設職員、教育関係者など、多くの方が来場しています。

また、晴眼者に対しても視覚障害に関する理解を深める重要な場として位置付けられており、視覚障がい者への支援を考える企業や団体にとっても、社会における課題解決のヒントやネットワーキングの機会となっているんです。

総来場者数3600人以上!会場が活気に包まれた3日間

今年のサイトワールドは、2024年11月1日(金・日本点字の日)から3日(日・文化の日)までの3日間、東京都すみだ産業会館にて開催されました。会場には連日多くの来場者が訪れ、活気に満ちた雰囲気に包まれていました。

42の企業や事業所、支援団体が出展する会場内では、来場者の皆さんがそれぞれの関心に応じてブースを巡り、熱心に展示品を体験されたり、スタッフの説明に耳を傾けたりする姿が印象的でした。

各ブースでは最新の支援技術や製品が紹介され、来場者の方々は実際に触れて使ってみることで、新しい可能性を探るきっかけとなっています。

注目の新機能の説明や、使い方のレクチャーまで。Eye Naviの進化を来場者の皆さんにご紹介

Eye Naviのブースでは、アプリを実際に体験していただける展示を行いました。実際の道路を模したパネルをご用意し、Eye Naviの強みである「AIを活用した障害物・目標物検出」や「歩行者信号の色認識」などをご体験いただき、多くの方々から驚きの声をいただきました。

「Eye Naviを使ってみたいけど、インストールの仕方がわからない」「アプリは入れているけど使い方を知らなくて、活用できていない」という声にもお答えして、イベント当日はスタッフがその場でインストールのサポートや使い方のレクチャーを実施。

また、首からスマートフォンをかけることで両手を空けてEye Naviを使うことができる「Eye Navi専用ネックポーチ」も会場で販売しました。

Eye Navi専用ネックポーチの他に、BeMee with GRUS(ビーミーウィズグルス)の新製品である「歩行支援アプリ対応スマホポーチ」も通常7,000円の商品を会場特別価格6,000円でご提供しました。

スマホのカメラ部分を外に向けた状態で収納でき、屈んだときも落ちにくい工夫も施されています。

さらに、モバイルバッテリーを入れることができるポケットや、ファスナーを開閉することでスマホの向きを変えられる機能付き。会場の皆さんからも大変好評でした。

これまで、展示会での商品販売のお支払い方法は現金のみでしたが、今回のサイトワールドからQRコード決済サービス「PayPay」を導入しています。より便利でスムーズにお支払いいただけるようになりました。


「初めてEye Naviを使って、街を歩いてみたんです」来場者の声が励みに

会場で来場者にアプリの説明をする、代表の林

会場では、すでにEye Naviをご存知の方が半数以上いらっしゃり、そのうちの約半数の方々が実際にEye Naviをご利用中と教えてくださいました。

Eye Naviをご存知の方のなかでも、特に関心を示していただけたのが、AIチャットや歩行保険などを含む6つの追加機能をご用意した「プレミアムプラン(有償プラン)」です。

直感的で分かりやすいインターフェースやAIチャットの利便性、付帯している保険サービスについても「使いたい」と興味を持ってくださる方が多く、大変嬉しく思いました。

また、今回のイベントで特に印象的だったのは、展示初日にEye Naviを初めて知ってインストールされた方が、翌日、最寄り駅から15分かけてアプリを使って会場まで来てくださったことです。

「初めてEye Naviを使ってみたら、駅からでも一人でちゃんと歩けました!」とスタッフまでお声掛けいただき、スタッフ一同とても感動しました。

「使い方が分からない」というご意見もあるなか、基本機能が無料で利用できることから「まずは試してみよう」という方も多くいらっしゃいます。

目が不自由でも歩くことが楽しいと感じる方を一人でも多く増やすために、これからも体験会やレクチャーを続けようと、改めて感じさせていただく経験となりました。

Eye Naviをもっと多くの方に届けたい。これからもたくさんの展示館や体験会に出展します!

今回のサイトワールドで、気がついたことは会場に足を運んでくださる方々は、外出に積極的な方が多いということです。

一方で、視覚障害のある方の中には外出に苦手意識があったり、不便さによって消極的になっている方も多いのが現状です。

まだ支援技術に関する情報が行き届いていない方々、特に外出機会の少ない方々へどのようにアプローチしていくかが、今後の重要な課題として見えてきました。

よりきめ細かなサポート体制の構築を進めながら、視覚障害のある方の行動範囲を広げるツールとして、さらなる普及を目指してまいります。

Eye Naviに興味を持っていただいた方や、普段から使っているけれど、もっと詳しく知りたいという方は、ぜひ今後も展示会や体験会に足を運んでいただき、スタッフにお声掛けください!

展示会への出展や体験会の実施に関する情報は、メルマガにて発信しています。メルマガは下記ホームページからご登録いただけますので、ぜひチェックしてみてください。

今後も、展示会や体験会で皆さまとお会いできることを心より楽しみにしています!

(取材・執筆・撮影 目次ほたる (@kosyo0821))

視覚障がい者歩行支援アプリ「Eye Navi」について

Eye Naviは、スマートフォンひとつで、道案内と障害物検出、歩行レコーダー機能を備えた歩行支援アプリです

2023年4月にリリースされ、リリース開始から4ヶ月ほどで1万ダウンロードを突破しました。

Eye Naviの特徴は、AIを活用した「障害物・目標物検出」と、視覚障がい者に寄り添った「道案内」が組み合わさっていること。

この2つを実現することで、目的地までの方向や経路、周辺施設、進路上の障害物、歩行者信号の色、点字ブロック等を音声でお知らせできるアプリになっています。

Eye Navi公式ページ

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