湘南乃風
何の脈絡もなくステレオフォニックスのDakotaをかけた。
この曲を最後に聞いたのは1年前ぐらいだろうか、冬が関係しているのかもしれない。
中学から大学までに聴いてる曲がこれからもずっと聴くことになるなんて当時は考えもしなかった。今はいくら新譜に触れようと頑張ってみても長くは続かなくて、去年のプレイリストを見返してみてももはや曲名さえ見覚えがないのが殆どなのは少し切ない。
同級生は未だにHOME MADE家族やMEGARYUや九州男を聴いているのか?多分それはなくて、きっと彼らは音楽の先にある周りとの共通の体験を目的として聴いていたのだ。部屋でレディヘを聴いてた私はひとりスカッシュをしていたようなものだ。
サブスク頼りでCDを買っていないのがひとつの原因だと考えていた時もあったが、リリース当時に買ったスマパンの新譜(2018)は断片的にしか覚えてないし、ポールドレイパーの新譜(2017)はライブにも行って、好きな曲もあったのにほとんど聴いていない。というかそれはすでに新譜では無い。
では、大学以降で出会った私の言う「新譜」で今も聴き続けているのは何か。
And Nothing Hurt / Spiritualized(2018)
sleepless in _____ / Epik High(2019)
What Chaos Is Imaginary / Girlpool(2019)
Oh My God / Kevin Morby(2019)
ゴーストアルバム / Tempalay(2021)
きっとそういう事なんだろう。
過去のプレイリストを見返しながら思い返してみると、11sの「今日も生きたね」とか2018-2020のプレイリストに入っていてとても好きだったはずなのに今見つけるまで思いだしもしなかった。いや待てよ、よく考えると殿堂入りしているはずのSuedeやPlaceboの1stも最近改めて聴いた記憶はない。もしかしてこれからも聴き返すアルバムは減っていくのだろうか。
これを書きながら例のスマパンの新譜(2018)を聴いている。Tr.2で当時の記憶がちゃんと記録されていて安心する。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?